2016.06.21 Tue

Written by EDGE編集部

Fリーグ

ド派手な9ゴールの幕開け。「今季の目標は“置きにいかないゲーム”」(すみだ・須賀雄大監督)

写真:本田好伸

開始わずか36秒、渡井博之の電光石火の一撃で口火を切ると、前半から多くのチャンスを作り出し、相手ゴールに迫った。試合を2–0で折り返すと、後半早々には太見寿人が技ありのゴールでリードを広げたことを契機に、攻撃陣が爆発。相手のプレスの甘さを周到に突いてゴールを揺らし続け、終わってみれば選手7人で9得点、かつ無失点というこれ以上ない「良いスタードダッシュができた」(諸江剣語)。
(文・本田好伸)

うちに控えのメンバーはいない

須賀雄大監督(フウガドールすみだ)

——今日の試合を振り返って。

リーグに参入して3年目でまだ開幕戦での勝利がなかったので、勝ちたいという意欲がチーム全体にありました。前半はピンチの数も多かったのですが、それを補って余りあるくらいのチャンスを作れました。こういう“置きにいかない”ゲームを続けていくことが今シーズンの目標なので、リスクマネージメントをしながらアグレッシブな試合をしたいと思います。

——先発にGK大黒章太郎を起用した意図を教えてください。また、昨シーズン終盤にケガから復帰した渡井博之の状態はどうでしょうか?

そこは内山(慶太郎)コーチの意向が強いですが、開幕までに一番結果を残したゴレイロです。トレーニングマッチを5試合やったので、その結果ですね。渡井はケガ明けで、試合勘やフィジカルコンディションはまだ上がると思いますが、十分にトップレベルで戦える状態になっているなと感じています。

——試合前、町田が負けたことは、何か影響がありましたか?

特に、それはありませんでした。(町田を倒した)神戸はすごく強いと思っていますし、十分にそういう結果になり得ます。それに浜松も強いと思っていましたから、他の試合の影響はなかったと思います。

——フィールドプレーヤー全員が出ましたが、どの段階で全員出せると感じたのでしょうか。

正直、うちのチームに控えのメンバーはいないと思っています。メンバー外のFP3人、GK1人を含めて、レベルの高い争いをしています。誰が代わりに入っても質の高いプレーができたと思います。ですから、全員がピッチに立てると思っていますし、そのなかでスコアなどをみてやっているので、全員を出さないと、という気持ちでやっていたわけではありません。

——金川武司が卒業しましたが、その穴をどうやって埋めていきますか?

本当にまだ1試合勝っただけなので、金川の必要性を感じるのは、状態が悪くなったときです。彼が抜けたことは確実にマイナスだと思っています。でも、若い選手が雰囲気を盛り上げていこうという意識が出ていますし、金川のマイナスを金川をもって埋めるのではなく、一人では難しいですが、全員で埋めていきます。それは状況が悪くなったときの問題だと思いますが、そこを乗り越えればまた成長できると思うので、特に大きな心配はしていません。

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諸江剣語コメント

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