2016.06.06 Mon

Written by EDGE編集部

Fリーグ

「ケガ明けくらいがちょうどいい」。対戦相手をあえて挑発した“ビッグマウス”皆本晃の発言の真意とは。

ビッグマウスにふさわしいプレーを見せるか

 それでも皆本は、「来シーズンの開幕を目指してやっていく」と、すぐに気持ちを切り替えた。そして自らはコーチとしてベンチに入り、ときには監督よりも前のめりに選手にアドバイスを送り、声を荒げ、味方を鼓舞した。そんな姿を見て、選手たちは痛感する。「皆本はピッチにいない。今の俺たちでやれることをやればいい」(上福元俊哉)と。

 皆本の負傷離脱後、チームは「皆本の代役」を求めて一時成績を落としたが、そこから立て直し、谷本俊介監督が指揮を執ってから初めてのプレーオフをつかみ取った。皆本が主役のチームで勝ち取ったリーグカップのタイトルと、皆本不在に仲間が奮起してつかんだプレーオフ進出——。この3年間の府中の成長は、いつでも皆本とともにあった。

 そして皆本は、8カ月の離脱を経て、新シーズン開幕のピッチに舞い戻ってくる。大きな口をたたけば、それにともない責任も増す。皆本はそれを分かった上で、自らを追い込んでいく。

「ケガ明けくらいがちょうどいい」。

 皆本の所属する府中と湘南のカードは、開幕セントラルの2日目となる6月12日、17時45分キックオフ。果たして皆本は、開幕のピッチでどんなパフォーマンスを披露してくれるのだろうか。

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