2016.05.11 Wed

Written by EDGE編集部

コラム

フットサル界から熊本にパワーを!関東と関西のFリーガーによるクラブの垣根を越えたアクション。

5月7日、関東と関西で2つの「チャリティーフットサル」が開催された。主催者はフウガドールすみだの稲葉洸太郎、そしてシュライカー大阪の村上哲哉と佐藤亮だ。4月14日に発生し、大きな被害をもたらした熊本地震に対して、フットサル界を代表する選手たちが立ち上がった。
(北健一郎/futsalEDGE編集長)

再認識したフットサルのパワー

 2014年4月14日に発生した熊本地震は大きな被害をもたらした。地震発生から1カ月近くが経った今も、自宅に戻れずに避難所暮らしを強いられている人や、車中での生活を余儀なくされている人も多い。復興への道のりは、まだまだ始まったばかりだ。

 そんな中、ゴールデンウィークの最後の週末となる5月7日、関東と関西で2つの「チャリティーフットサル」が開催された。主催者はフウガドールすみだの稲葉洸太郎、そしてシュライカー大阪の村上哲哉と佐藤亮だ。

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 稲葉は自らがプロデュースするフットサル施設「アネルフットサルパーク」で開催予定だったイベントを、チャリティーフットサルとして開催した。「元々は、ケンゴ(諸江剣語)とダイ(長本大将)とイベントをやろうと話していて、そのタイミングで熊本地震が起こったので、チャリティーにしよう」と。

 告知を始めると、稲葉の元には「自分も協力したい」という連絡が次々と飛び込んできた。バルドラール浦安で共にプレーしていた小宮山友祐、橋谷英志郎(現・浦安GKコーチ)、すみだから岡山和馬や田口元気、さらには東京のライバルクラブであるペスカドーラ町田の中井健介や室田祐希も参加を申し出た。ファイルフォックス時代の先輩である難波田治からも「行くよ」と連絡があった。

 参加申し込みは増え続け、最終的には60人、見学者を含めると100人近くが集まった。第1部では各チームに選手が1人ずつ混ざってゲーム会、第2部ではゲストチームを結成して各チームと対決した。室田は代名詞でもあるヒールリフトを繰り出し、“闘将”と呼ばれる難波田と小宮山の2人はプロレスのような肉弾戦を繰り広げてギャラリーを沸かせた。

「選手同士がコミュニケーションをとって、違うチームの選手が一緒にやれるのはフットサルの良さだと思います。参加者の皆さんは、人数が多かったからいつもよりボールを蹴る時間が短くても、ギャラリーとして盛り上げてくれました。フットサルの持っているパワーを再認識させてもらいました」(稲葉)

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関西のライバルが手を取り合って

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