2015.12.14 Mon

Written by EDGE編集部

Fリーグ

【Fリーグ第32節】引退する高橋健介に捧げる勝利。「何とか花を持たせることはできたかなと」(浦安・米川監督)

写真:本田好伸

バルドラール浦安と、チームを応援する人々にとって特別な意味を持つゲームだった。試合前に高橋健介が今シーズン限りでの現役引退を発表。ホームでプレーする最後の試合になったからだ。高橋の退場で一時は数的不利になりながらも、全員が一つにまとまった浦安は3−2で逃げ切った。背番号19のラストを笑顔で飾った。
(文・北健一郎/futsalEDGE編集長)

チームは過渡期にある

米川正夫監督(バルドラール浦安)

——今日の試合を振り返って。

細かい話はいろいろあるんですけど、まずはホーム最終戦を勝てたことが何より良かったなと。また(高橋)健介が最終戦ということで、何とか花を持たせることはできたかなと。(高橋が)退場しちゃったんで、微妙な感じでしたけど、すごく選手は集中していましたし、大分との試合は毎試合、客観的に見ても締まったゲームで、ゲーム自体も非常に面白かったと思う。勝つのは当然だけど、面白い試合をしたい、興奮する試合をしたいということで、そこは良かったと思います。来週は名古屋との試合があるので、1週間しっかり準備して、来週勝って、年内を終えたいと思います。

——今シーズン、思うような結果が出なかった要因は?

どのチームも一緒なんですけど、シーズンが始まるのが早くて、僕たちはインドネシアに遠征に行った中で良い準備ができなかった。シーズンが始まっても上積みできることはできたと思うが、なかなかできなかった。怪我が出てきた中でいろいろな形を模索して、いろいろな選手を試した。そういうことを、もっと早くやれればプレーオフ圏内には行けたのかなと。ただ、チームが過渡期であることは間違いないと思います。選手だけじゃなくて、組織・運営を含めて。これを越えれば、また強いチームになれるんじゃないかと思っています。来季に向けてまた頑張りたい。

——来季に向けて考えていることは?

すでにフロントスタッフとも話をしています。今シーズン、顕著だったゴールを挙げる選手、相手をはがせる選手というところについては、補強は必要不可欠かなと感じています。とはいえ、僕らはクラブ運営との兼ね合いもあるので、バランスをとりながら、何が一番の選択肢かなということを考えていきたい。

——今シーズン限りでの現役引退を発表した高橋健介について。

健介が入る時は自分も選手で一緒にやっていました。入った当初はひょろひょろで、技術は高かったけど、そんなに目立つ選手じゃなかった。でも、だんだんとフットサルという競技の奥深さを体現できるようになってきて、日本人選手が目指すべきモデルなのかなとすごく感じます。今シーズンはすごく怪我が多くて、彼自身思うようなパフォーマンスが出せなかったと思うけど、最後に点を取るあたりは“持っている”なと。彼の知識はクラブの財産であることは間違いないので、スタッフとして、浦安というクラブにいつづけてほしい。

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