2015.12.12 Sat

Written by EDGE編集部

Fリーグ

【引退会見全文】バルドラール浦安・高橋健介「“浦安の男”で終われて良かった」

写真:本田好伸

「浦安の太陽」のホーム最終戦を見守るべく、浦安市総合体育館には多くのファンが詰めかけた。今シーズン限りでの現役引退を発表したバルドラール浦安・高橋健介。Fリーグ第23節・バサジィ大分戦では、鮮やかな同点ゴールを決めながらも、後半にFリーグで初となる退場という形でピッチを去った。チームは3−2で勝利を飾った。試合後に行われた引退会見で「治り切らない怪我」を引退の理由に挙げた高橋は、「浦安の男で終われた」ことに感謝の言葉を述べた。今後については「選手としては叶えられなかったFリーグ優勝という夢を違う形で叶えたい」と指導者の道を歩む。
(文・北健一郎/futsalEDGE編集長)

引退を決断したのは発表の1週間前

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高橋健介(バルドラール浦安)

ちょっと、さっき(セレモニー)は涙で言い忘れてたんですけど、メディアの方々にも、ここまでいろいろな形で取り上げてもらって、フットサルを一緒に盛り上げてもらって、良く書いてくれることも、悪く書いてくれることも、悪く書いてくれたときはなにくそという気持ちを持たせてもらいましたし、長く一緒にやってきたメンバー、同じ仲間だと思っているので、こうして引退試合という最後の試合に来てくれたことを感謝します。ありがとうございます。

——引退を決断した理由は。

治り切らない怪我を抱えていて、元々怪我が多かったこともあって、自分自身のコンディションをうまく保てないストレスがありましたし、自分自身では才能でやってきたタイプだと思っていません。自分を成長させる努力ができる強度を保てないコンディションになってしまったのが決断した理由です。怪我を持ちながら、乗り越えて、活躍している選手もいっぱいいるので、自分が力がなかったかなとも思います。チームの練習に参加し切れない部分もあって、チームに迷惑をかけた部分があって、今シーズンかなり結果にも反映したと思うし、そこが大きな決断の理由です。

——具体的に決断したタイミングは。

本当にギリギリまで悩んで、その怪我自体は1年前ぐらいから出始めたんですけど、良いコンディションになったときはまだやれるかもしれないと思ったこともありましたが、怪我が原因でコンディションが落ちて、この状態ではチームにはうまく貢献できないんじゃないかと。そういう日々の繰り返しの中で、実際に決断したのは発表の1週間前でした。かなり悩みに悩んでの決断でした。今までの怪我というのは、治せるというか、肉離れが連続したりというのはトレーニングで乗り越えられると思ったけど、今回の怪我に関してはいろいろなドクターと相談しても、完全に治し切るというのは難しいというところもあったので。それを抱えながら同じモチベーションと、さらにコンディションを向上させるのは難しいなと。

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——退場してしまって、悔いが残るんじゃないか。やっぱりまだやりたいという気持ちは出て来ない?

気持ち的にはリーグに関しては悔いが残っているし、順位も含めて、やり切ったと言えない終わり方になってしまったので。でも今は全日本でタイトルを獲って、やり切って終われるようにと思っているので、このメンバーで長く試合をしたいなというのがあります。ただ未練は本当にあるので、それがさらに強くなったなというのはありますけどね。

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指導者としてFリーグ優勝の夢を叶えたい

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