2015.09.23 Wed

Written by EDGE編集部

Fリーグ

長期離脱から復活した“大阪の”小曽戸允哉「ここが自分の居場所なんだと改めて分かった。無駄な時間ではなかった」

写真:本田好伸

古巣・バサジィ大分との開幕戦で負傷して以来、第16節の名古屋オーシャンズ戦で復帰を果たした小曽戸允哉。第20節の府中アスレティックFC戦はアルトゥールの先制ゴールをアシストし、自身も残り9秒のパワープレー返しで今シーズン2ゴール目をマークした。復帰までの約3カ月半、小曽戸はどんな思いで過ごしてきたのか。
(文・本田好伸)

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――この試合で今シーズン2ゴール目を決めました。8月23日にケガから復帰してまだ1カ月弱ですが、今はコンディションや連係などはどうでしょうか?

コンディション的には自分の体が思うように動くようになってきました。チームのみんなも自分がやりたいことを分かってくれてきているし、僕も分かってきているので、そこらへんも徐々に関係はよくなってきているかなと思います。

――今日も試合中、肘を強打してベンチに下がる場面がありましたが大丈夫ですか?

まあ腕なので、痛くても多分、大丈夫です(笑)。

――今シーズンは開幕戦でケガをしてしまい悔しい思いもあったと思うのですが、リハビリ期間中はどのように過ごしていましたか?

本当に早くチームの力になりたいということしかなかったですし、それを支えてくれるスタッフや選手、家族、本当にたくさんの人に支えられているんだと改めて分かりました。そしてこうやってピッチに戻ってプレーできることで、ここが自分の居場所なんだなってことが改めて分かって、苦しかったですけど、無駄な時間ではなかったのかなと。

――復帰まで2カ月くらいというリリースでしたが、実際には3カ月半を要しました。中断期間があったとは言え、少し長くなってしまったんですか?

骨折は2カ月くらいでだいたい治ったのですが、その後にまた違うケガをしてなかなかコンディションが上がらなかった。でも自分の予想していたよりも長い期間が掛かってしまったので、それはチームに対しても申し訳なかったですし、ただまあもう過ぎたことなので、自分が残された試合の中でどれだけ取り返してチームの力になれるのかだと思います。

――期間が空くことで、どうやって体を戻していこうとか、逆に強化していこうと考えていましたか?

自分自身が足りないところを補うという意味では、すごい重要な期間だったと思う。それはトレーナーと、リハビリの間にどこを鍛えようとかの話をしました。それはできていたのかなと思う。それはピッチに立って結果として残さないといけないと思うので、その点ではもうちょっと自分の中ではまだまだパフォーマンスを上げないといけないと感じています。

――具体的にその鍛えようとしたのはどこですか?

股関節周りやお尻の部分ですね。

――そういう部分はまだ強化しないといけないということだったんですか?

いや、そこを強化することでもっと良くなるという意味もあるし、ケガのきっかけもそこがもっとしっかりしていれば防げたかもしれないということだったので、弱いというよりももっと良くしようという感覚ですね。

――実際にピッチに戻ってきて、その強化によって違いを感じていますか?

まだ自分自身が100パーセントではないと思っているので、そこは自分がこの先もっともっとパフォーマンスを上げることで感じられるのかなと思うので、まだ実感としては得られていないですね。

――ケガをしたことで自分ももっと成長しないといけないという思いもある?

成長しないとなというよりも、ケガをしてプレーできない分、他のところに時間を掛けられると思うので、以前の状態でピッチに戻るというよりも、ケガを乗り越えてパワーアップしてピッチに戻りたい、自分のパフォーマンスを上げたいという思いがあったので、自分としてはそういった捉え方をしてケガと向き合っていました。

――ではそのパワーアップした部分を示していくのは、これからのピッチで示していく。

そうですね。僕は年齢も上になってきたので、自分のパフォーマンスをできるだけ長く続けるためにも、こうやって鍛えることも大事だと思いますし、それはこの先に生きてくるんじゃないかなと思います。

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