2020.11.16 Mon

Written by EDGE編集部

コラム

【大学フットサル名鑑】 Vol.23 富山大学フットサル部 Esperto

北信越エリア、初インタビューの富山大学。競技系として立ち上がり、創設者も現在在学中と、まだまだ若いチームだが、創設者の思いや、現在の活動など、多岐にわたりインタビューに答えてもらった。

編集部:今日は初めての北信越のチームの取材になります。よろしくお願いします。 まずは自己紹介からお願いいたします。

阿 部:4年生の阿部智樹です。チームでは監督をしています。プレーは、現在社会人チームに登録している感じです。お願いします。

松 野:3年生の松野令佑です。チームでは副代表をしています。副代表の仕事は、監督や代表がいないときに練習メニューを考えたりすることですが、あまりそういった機会はないです。笑 他にも実はサークルを兼部していて、他でも代表などをしています。

松 井:1年生の松井菜々海です。チームではマネージャーとして活動しています。小学生の時に、兄の影響でフットサルを少しやっていて、中学、高校とプレー環境がなく、大学でも女子の活動が見つからず、ただ、フットサルが好きで今はマネージャーとして関わっています。

左:松野さん 中:阿部さん 右:松井さん

編集部:皆様、よろしくお願いいたします。他に、代表の方がいる感じですか?

阿 部:代替わりのタイミングなのですが、来年の代表は松野くんにお願いします。

松 野:えっ?!

編集部:代表就任おめでとうございます!こんな瞬間に立ち会えてよかったです!見事なドッキリでした笑 本当にいいのですかね?
早速、インタビューに入りますが、まず、チームの活動は体育会ですか?

阿 部:公認サークルとして活動しています。発足は2018年ですが、実は公認サークルとなったのは、今年からです。当時は、とりあえず体育会に入るのを考えていたけど、まずは簡単な書類や活動記録を提出して大学公認になることを目標にしました。目的としては、公認にしないと認知もしてもらえず人がなかなか集まらないからです。

編集部:阿部さんは、立ち上げメンバーですか!公認になる前、発足時の人数はどうでしたか?

阿 部:当時は、14名程度が集まりました。とにかく大学中でひたすら声をかけて、キチガイと思われるくらい声をかけていました。自分たちの代が10名くらい集まって、スタートしました。発足の理由は、当時の富山大には競技系のフットサルチームがなくて、Twitterでつながったもう1人と立ち上げようと話になって立ち上げました。

編集部:公認サークルになって、今年の1年生の入部はどうですか?

阿 部:公認になった1年目でいきなりのコロナでしたが、LINEグループには全体で40名になりました。ただ、これまではとにかく選手を集めることに注力していましたが、今年からは「競技系公認」と謳うことで1年生の人数は増えたのと同時に、競技というほど、本気ではない層も実際は混ざっている感じです。

編集部:松野さんが入部する経緯はどういったものでしたか?

松 野:昨年声をかけてもらって、練習に参加しました。そのままフットサルの楽しさにハマってそのまま入部しました。今年は副代表でしたが、急に来年の代表を任命されましたが、他のエンジョイ系のサークルの代表もやっていたりするので、そういったところからいい選手に話をできるのも自分のいい点かと思っています。しかし、正直怖いです。というのも、これまで4年生がほとんどで、チームを支えてくれましたが、実際今の3年生で練習に来る人数も少なく、そして多くの1年生がいるのでまとめられるのかが不安です。

阿 部:正直、一番しっかりしているのが松野なので、元々任命を考えていました。

編集部:一つ大きな役割を任せられましたね。

松 野:実際、他には練習会場への移動の問題も出てくると思います。活動場所は、車で20-30分かかるようなところでやっていて、学校の体育館は、ボールを蹴るのがNGのため使えないんです。

阿 部:大学にもかけあったんですが、だめですと言われてしまい。なかなか難しい状況です。公認サークルとしては、物品支給があるので、そちらを申請しているところです。

編集部:物品支給だけでもあるだけで違いますね。練習はどのくらいやっていますか?

阿 部:週に1日、水曜日だけ19:00-21:00だけ行っています。施設にゴールがないので、組み立て式ゴールとか支給されると嬉しいですね。昔は週に2回でやっていたのですが、授業が入っていたり、夜の時間はピッチが借りれなかったりと、使用するのが難しいです。ただ、人数が増えたから日数を増やしたり、する必要があります。今年は、25名程度なのでピッチの広さなどを考慮しても考えていかないといけません。また、木曜日に一部の選手は社会人の練習に参加することがありますね。

編集部:ちょうど成長期といった感じですね。ちなみに今参加している大会はどういったものですか?

阿 部:今年から富山県リーグに参加し、その他全日本大学選手権、エイブル(地域大学チャンピオンズリーグ)、北信越大学リーグに参加しています。3チームですが、、、

編集部:北信越の地域がらもっとチーム数が多いイメージがありました。

阿 部:フットサルをしている団体は多いと思いますが、競技としてやっているというよりは、エンジョイでやっていて、ミニサッカーっていう感じですね。何より富山県の問題はフットサルできる場所が少ないのが問題だと思います。他に1Day の大会があまりないです。

編集部:そういった面での問題があるんですね。競技系フットサルはあまりないけど、エンジョイを含めるとだいぶ人口はいるんですね。

阿 部:合宿とか遠征もやっていきたい気持ちはありますが、競技系で頑張りたいっていう人だけではないので、まだできていません。それでもフットサルを始めて、知ってもらって、のめり込んでいく選手は、うちのチームにはいると感じています。勝手なイメージですが、1年生は「競技系」と名乗って始めたのでフットサルをやりたい人が増えてきていると感じています。自分的には、イスペールトから派生してガチのフットサル部の誕生もあるかもと思っています。それと、卒業生が社会人チームを立ち上げていくのもいいなと思っています。今はチームの中でも県リーグの登録でも迷っている選手もいる感じなので、競技系になり切れていないのもあります。

編集部:面白いですね!そうやってチームが拡大成長するのは楽しみです。皆さんのフットサルとの出会いはどういったものですか?

阿 部:僕は山形出身で、地元にフットサルチームがあって、フットサルを中学の時に始めました。その時はサッカーの延長だったのですが、僕はゴレイロでして、身長が小さくて、サッカーゴールよりフットサルなら守れると思って始めたのが始まりでした。苦労したことは、「股」が苦労した。何度も通されて、サッカーとの閉じ方が全然違うし、面を作るのにも苦労しました。他にはサッカーは11人で、広いピッチの中で行いますが、フットサルは20×40の中で4人に指示をすれば良いと考えると、GKがプランして、動かしてはめて守れるのが理想ですが、ただうまくいかなくて、イレギュラーでボールが飛んでくることがあります。声で指示を出してできるだけシュートを打たさないようにすることも大事なことと思います。

松 野:僕は岐阜出身で、ずっとサッカーやってきて、大学に入った時に、サッカー部もありましたが、軽く運動できればいいと思って、同好会サッカー部を探しましたが、あまりなくて、その時に友達に誘われてフットサルに参加しました。そしてこのサークルに入って、フットサルの違いに触れて、どんどんハマっていきました。サッカーって11人いるんで、コート広いし、ボールをもらう機会があまりないし、逆サイドならボーッとしてもそんなに影響がないですが、フットサルはピッチの4人全員が常に連動しないといけません。連携という部分で面白いと思いました。

編集部:お二人ともフットサルにハマってますね!ちなみに松井さんはフットサルをどう思いますか?

松 井:あんまり身近で試合をみたことがありませんでした。大学生になって、フットサルをみてみると、攻守の切り替えが早くてテンポが早いからサッカーよりもみていて見応えがあるように思います。特にゴール小さくてコースがないのに「そこ狙う?!」っていうシュートには盛り上がります!

編集部:展開が目の前で起こりますからね。迫力もありますよね!ちなみにマネージャーの活動はどうですか?

松 井:今、4年生2人と1年生4人の合計で6人のマネージャーがいます。私たちの仕事は、動画を取ったり、ボール拾いをしたりする感じです。今はまだ全然フットサルのことがわからないので、練習メニューのこととかルールとかをしっかり勉強したいです。

編集部:すごい勉強家ですね!今、チームとしてはどんなフットサルを目指していますか?

阿 部:特に決まったことはなくて、その中でも個人戦術は高めていきたいと思っています。2枚、3枚の関係からできれば4枚の関係までやっていきたいです。そういったことを覚えることで、どこでやっても通用する選手になって欲しい思いがあります。今は3-1のシステムでやっていますが、チームの中で、個々の持っている個人戦術を組み合わせて、試合展開をしていきたいですね。

編集部:個人戦術は、フットサルにおいてとても重要な事項ですね。それに向けて、どういった練習をしていますか?

阿 部:基本的には、フットサルを始めたばかりの人も多いのでそういった人には、対面パスからやります。こうコントロールをしたら、守備の矢印が変わるとか、そういった基礎の駆け引きから教えています。土台ができたら2枚でのワンツーやパラレラを覚えていきます。大事なのは、スペースを作ったり使ったりすることだと思っていて、その2つの動きをパラレラとかワンツーでは、どのひとがどうやってスペースを作って、使うのかを教えていきます。そこからLとかダイアゴナルとかの3人の動きから4枚の関係をしていきます。

編集部:結構しっかりと基礎をやっていきますね。監督は来年もいますか?

阿 部:来年はいないんですよ。富山大学にはいないので。

松 野:監督いないのは本当に問題です。フットサルを小さい頃からやってきた人や、本格的に指導者に動きなどを教わってきた人が少ないので、阿部さんがいるうちに色々と教えてもらい、自分たちでも調べていきたいと思っています。

編集部:うちのTwitterでもメニュー出しているので参考にみてください!次に、チームのエースプレーヤーは誰ですか?

阿 部:佐々 勇真(現在代表:No.8)ですかね。彼は社会人にも登録しているので、イスペールトでのプレーは大学選手権の時ですが、FIXOでバランスをとりながら攻撃参加する選手です。オールマイティで、クレバーな感じですが、ピッチ外ではクールだけど、いじられ役でもある面白いやつです。

編集部:いろんな一面があっていいと思いますよ!社会人にも登録している選手が多そうですね。次に、将来の有望株を教えてください。

阿 部:ゴレイロの、2年生のno.24唐太 玲人くんです。ゴレイロ 目線ですが。彼はフットサルを去年の冬頃から始めたばかりなのですが、反射も早くて、センスはかなり高く、今年の県リーグも本当に助けてもらいました。今の力に声の出し方、指示、戦術を覚えて、攻撃を予測する力ができれば、富山県のフル選抜もありえると思っています。

編集部:かなり期待のゴレイロ ですね。次に松野さんからフィールドの選手はいますか?

松 野:高橋祥太(No.23)です。冷静で、判断力がいいです。また見えているものが多く、いい判断をしてくれます。しかし指示が出せていないから、チームの動きでも守備を構築できれば良いと思います。

編集部:ありがとうございます。最後に、チームの特徴について教えてください。

松 野:今年は、1年生も協調生が高い選手が入ってきました。個人能力がずば抜けているというよりもコミュニケーションに秀でているので、連携を高めていきたいです。チームとしては、上級生も下級生の差はあまりないので、チームとしても楽しいと思います。創設メンバーの4年生が抜けることで本当に新しいチームになると思います。ここでがんばりたいです。

松 井:マネージャーも募集しています!アグレッシブな企画運営できる人、チームのために頑張りたい人は是非参加してください!!

編集部:今日はありがとうございました。

[編集後記]初めての北信越のチームでもあった、富山大学Esperto。個人的に、結構フットサルが盛かと思っていたが、競技系となると、また変わってくることがよくわかった。認定サークルになり、創設者の阿部さんの気持ちもよく伝わるようなインタビューでした。

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