2020.09.28 Mon

Written by EDGE編集部

コラム

【大学フットサル名鑑】 Vol.21 大阪工業大学フットサル部 Estrella

編集部:こんにちは。本日はお願いします。最初に自己紹介をお願いします。

塩 見:キャプテンの塩見泰成(3年生 PIVO)です。
キャプテンの仕事は、チームをメインに見ることです。昨年は、キャプテンが全て1人でやっていたのですが、今年はマネージャーが色々とやってくれていているので、チーム運営しながらも、フットサルに集中できています。

キャプテンの塩見選手

西 森:西森悠斗(2年生 FIXO)です。今は特に役職はありません。

西森選手

石 本:マネージャーの石本麻里子(2年生)です。
世代交代したときに、先輩が引退していなくなってしまって、今は自分のやりたいこととか、やった方がいいと思ったことを自由にやらせてもらっています。マネージャーとしてサポートをしていきたいと思っているので、やることはたくさんありますが、仕事が増えたとは思っていません。今は、マネージャーは私1人でやっています。

左:石本マネージャー

編集部:マネージャーの仕事を詳しく教えてもらえますか?

石 本:基本的にはリーグ登録など受け継いだことが多いです。他に細かいことですと、審判の申し込みや、試合中のスコアを書いたり、スケジュール打ち込みをやったり、OBに試合の連絡をしたりもしています。他にも、自粛期間に勉強していて、まだまだ未熟で使えるかはわからないですけどInstagramやTwitterで使う写真の撮り方とか、ZOOMで関西と九州のマネージャーの座談会に参加して、スポーツ医療学とか、マッサージとかを勉強していて、裏方だけではなくて、直接的にサポートできるようになりたいと思っていて、これからマネージャーの仕事の基盤を作れたらと思っています。

編集部:すごいですね!こんなマネージャーがいるのは羨ましいです。とてもチーム思いですし、きっと将来の役にも立つと思います!

編集部:チームには他にも役職はありますか?

塩 見:キャプテン、副キャプテン、会計2人、主務(練習試合大学との連携)、渉外(合宿手配)、マネージャーで全部です。
また、役職とは違いますが、入江延幸さんに監督をお願いしています。

編集部:普段の練習はどこでやっていますか?

塩 見:今使っているコートが、学校の屋上のテニス部が使っていたコートで、基本的にはフットサル部が優先的に使えるのですが、休みの時は野球部などが使ったりもしています。しかし、屋根がないので雨が降ると大変です。学校に体育館もあるのですが、使用許可が出ていなくて。

石 本:昔、練習中に体育館の壁を壊してしまったことがあり、そこから使えなくなってしまった、という話を聞いたことがあります。

編集部:練習場所の確保は苦労していそうですね。現在、部員数は何名ぐらいいますか?

石 本:部員は男子が27名、女子が3名、マネージャー1名の31人です

去年までは女子も1チーム組めて、基礎練もできるぐらいのメンバーがいたので男女別でしたが、今年は3人になってしまったので、どのように練習するかは考え中です。

編集部:女子チームも活動していたのですね。通常時の活動を教えてもらえますか?

塩 見:平日は月水金の17:30-21:00の週3回の練習になっています。週末は公式戦がなければ練習試合を組んでいます。

編集部:年間スケジュール、参加しているリーグを教えてもらえますか?

西 森:関西学生リーグ2部リーグ、社会人大阪府2部リーグあとはインカレ、全日、フレッシュマンカップに出ます。

編集部:現在27名で、1年生が入ってきたら35名ぐらいになりそうですが現在チームは1チーム体制ですか?

塩 見:はい、そのことについても話をしていて、新入生の人数にもよりますが、今年は2チーム体制にして、サテライトリーグにも参加できたらと思っています。

編集部:昨年は1チーム体制で、試合にあまり出場できない選手もいたのではないですか?

塩 見:出場できていない選手も確かにいましたね。

石 本:1年生は登録人数の上限や、段階的に登録をしていったこともあり、公式戦のメンバーに入れなかったことが去年は結構ありました。世代交代前でも先輩の方が上手く試合に出ることができず、練習試合中心の選手もいました、ただ出てない人も試合に行って応援して、みんなで勝ちに行く一体感はありました。

塩 見:一昨年の方が多くて、40人ぐらいいて試合前にA.Bに分けていましたね。今年は就活で人数が減ったりと人数が安定せず、その時期に1、2年生が出たりして頑張ってくれていましたね。全員が揃うことがなかなかなく、結構難しかったです。

編集部:メンバーはどのように決めますか?

塩 見:今までは選手、幹部を中心に話をして決めていたのですが、昨シーズン途中から外部コーチを招聘して、コーチと選手起用、戦術、練習メニューの話をして決めるようになりました。

編集部:外部からコーチが来るようになりチームはどう変化しましたか?

塩 見:変わりましたね。外部からの刺激が増えましたし、コーチがいる時といない時では練習の質が変わり、選手だけでは見きれないところも見てくれています。プレー面では、フットサルの知識があり、戦術面の幅が増えて、攻撃のバリエーションが増えました。

編集部:導入してよかったですね。やはりフットサルの知識は経験から得られるものだとたりませんからね。活動の中で、合宿も行いますか?

塩 見:場所は毎年違うのですが、毎年夏に合宿にいきます。フットサルだけではなくて、交流を深めるという意味でも楽しい合宿になるように日数を多めにしてレクレーションもしっかりとやっています。僕の中のメインは工大カップをやることです。事前に最上級生がドラフトをやってチームを決めていて、そのチームで闘うトーナメントなのですが、ものすごく盛り上がります。今年はできるかわからないけれど、それが合宿の楽しみですね。

石 本:今年は合宿の話をしている時にコロナがひろまってしまい、今年は場所も日程も決まっていない状況です。

編集部:コロナの影響は大きいですね。これから開催できるといいですね!
皆さんのフットサルとの出会いを教えてください。

塩 見:小中高とサッカーをやっていて、小学校の時はサッカーの為にフットサルスクールにも参加していました。大学ではサッカーをやる気はなく、それでもスポーツはやりたいと思って探していたら、大阪工業にフットサル部があることがわかり入りました。

編集部:実際にフットサルをやってみてどう感じましたか?

塩 見:最初は、体育館に戸惑いましたね。トレーニングも人工芝のようなところでやっていたので試合でギャップを感じました。その経験も踏まえて下の代には試合前の練習はマグ(フロアコート)とかでやらせてあげたいですね。あとは、サッカーよりもしんどいです。(笑)切り替えの速さがとんでもなく、シャトルランをしているみたいな感じでした。疲労の質がサッカーとは全然違って、バスケに近いような感覚です。

編集部:戦術面ではどうですか?

塩 見:正直なところ最初は、勝手な想像で、自由というか、アイディアでやるようなイメージを持っていました。実際にやってみたら、形がたくさんあって、大学ごとの形もあり、大阪工業には大阪工業の形があって、最初はこの形が嫌で、自由にやりたい時期もありましたが、それがハマったときの強さはフットサルの特徴だとも感じました。戦術には詳しくはないですけど、形を持ってやることを知りましたね。

編集部:西森くんはどうですか?

西 森:僕も、小中高とサッカーやっていて、大学ではスポーツをやる気がなかったのですが、大学の友達と話の流れで一度練習行ってみることになりました。参加する前から大阪工業のフットサルが関西でどれくらいとかも聞いていました。実際に参加してみると、練習の意識の高さなどレベルが思ったよりも高くて、その中で混ざってやりたいと思って入りました。サッカーとフットサルは切り替えのスピードなど全然違うし、フットサルは足裏を使うなどのギャップが難しかったです。

編集部:フットサルの魅力はどこですか?

西 森:サッカーとの違いでいうと、セットプレーでの決まりごとが多いですね。それが嫌な選手もいるけれど、逆にハマれば、達成感も大きいですし、そこは魅力の一つだと思いますね。

編集部:実際にやるとその魅力の深さを感じますよね!石本さんがマネージャーを始めたきっかけはありますか?もともとサッカー部マネージャーとか?

石 本:私自身は(プレーを)やったことはなく、高校の時にサッカー部のマネージャーをしたいと思っていました。ただ友達に誘われ他の部活をやっていたのですが。父親の影響で、サッカーに触れることが多かったので、ずっと中を見てみたいとは思っていました。

編集部:フットサルは知っていましたか?

石 本:フットサルはサッカーの小さい版と最初は思っていました。詳しくわからないですけれど、動きの速さとか、全員が動いている感じが違うと感じました。その中でも、スピード感にはびっくりしましたね。

編集部:マネージャーをやっていて良かったことはありますか?

石 本:日々やりがいが感じづらいと思われますが、日頃から些細なことに対して言ってくれる感謝がありがたく思えます。あとは、客席とは違って近くで見ているからこそ、選手の小さな変化を肌で感じとることができるし、自分は出場していないのに、チームの中に入れている、と感じるところが良かったところですね。

編集部:チームとして目指しているフットサルはありますか?

西 森:僕たちが他と違うと思うのは、前プレを結構入れているところで、そこが他校との差別化であり、自分たちのスタイルになっていったらと思っている部分です。外部のコーチが来てからこの部分の取り組みが始まりました。

塩 見:PIVOの僕たちがしっかり守れていると、連動してはまることが多いので、僕たちがどうするかにかかっていると思います。本当に前プレがハマったら強いですね。

編集部:関東の大学の中では前プレをガンガン行くチームが多いですが、関西でも同様ですか?

塩 見:関西では前プレでガツガツくるイメージのチームはあまりないと思います。

編集部:地域の色があって面白いですね!練習について教えてください。特にパワープレーの導入には個人的には興味があります。

塩 見:コーチと練習前に集まって先に課題を出して、どの練習をするかを共有しています。外部のコーチがいる時に、パワープレーの練習もしています。パワープレー用のセットがあり、練習をしています。攻撃の練習の時に、守備側を他の選手がやっているので、なんだかんだ僕たちも攻め方は掴んでいますね。

編集部:パワープレーもフットサルの魅力の一つと個人的には思っています

編集部:チームのNo.1プレーヤーは誰ですか?

西森:4年生の高畑楓(No.8)くんです。

ポジションがFIXOで僕と同じで、見て学ばせてもらっている部分が多いです。チームの心臓みたいな感じで、全てが彼から始まります。上がったり、パスを出したりもでき、得点力も高いです。テクニックがあって個人でもいけますし、周りと連動することもできます。体はあまり大きくないのですが、守備も頭を使ってやっていて、相手との距離感見ながらプレーしています。

塩 見:一緒のセットで組むことが多いのですが、彼がいるかいないかでパスの回り方が違いますね。練習中も楓くんがいるチームがずっとポゼッションしている印象が強いですね。彼のパスに意図が感じられて、パスで相手をコントロールしていく感じです。敵も味方も周りを動かすのがすごく上手いです。

塩 見:もう1人いまして・・・4年生の鳥川大輔(No.74)くんです。大輔くんは、楓くんとは真逆のタイプで、天才さはないけど、パワーがすごいです。一発のシュート力は関西でも上位レベルだと思いますし、その一発で試合を決めることができる選手で、単純にすごいです。対人に強くて、FIXO、PIVOもできます。

編集部:将来の有望株は誰ですか?

塩 見:結構うまい子が多いのですが、強いて言えば西森悠斗です。1年生の時から試合にも出ています。彼は学習能力が高く、先週までできなかったことが、今週にはできていることが多く、成長スピードが早いです。そこは誰よりも意識してやっていると思います。能力がスーパーではない分、自分の足りないところを考えて補いながら力を付けてやっていますね。ただ、練習中に彼とマッチアップすることがあるのですが、体を当られている気が全然しないので、対人の時にもっと削る気で強く来て欲しいですね。
もう1人は鈴木康太郎(2年生)です。悠斗と同じFIXOですが、ちょっと違うタイプでポテンシャルが高いですね。足元の技術もあって状況判断もできます。この先、悠斗と康太郎がいい関係でいければ2人とも化けると思います。

西 森:プレースタイルが違うので、試合の状況に分けて、それぞれが特徴を活かしてできればいいと思います。

編集部:チームのムードメーカーは誰ですか?

石 本:キャプテンです。やっぱりなんだかんだチームのムードをつくってくれているので。

西 森:キャラとしては真面目なタイプではないのですが、練習中にチームにしまりがないと自分の考えを伝えてしめてくれます。逆に試合前に硬かったら笑わせて緊張をといてくれる存在ですね。

編集部:どのようなキャプテンですか?

石本:キャプテンは、前のキャプテンとは真反対な感じですね。良い意味で抜き方を知っています。前のキャプテンは、なんでも全部自分でやってしまうタイプでしたが、キャプテンは、上手く周りを使いながら割り振ってやってくれています。

編集部:人望あり塩見キャプテンですね!最後に、チームの目標を教えてください?

塩 見:今年はもうないですが、僕らは全国に出たことがないので、長期の目標として、インカレで全国に出場できるように頑張りたいです。個人としては僕がキャプテンでいる間に、大阪工業の土台になる物を作れたらと思っています。今シーズン試合があるかわからないからこそ、今の時期にしっかりと土台を作っていきたいですね。

編集部:最後にチームのアピールポイントをお願いします。

西 森:工業大学の良さは、ON OFFの切り替えができていて、ONの時は、みんなで励まし合って、声かけあっています。OFFの時は、良い意味で2年生の僕が4年生の選手にあまり気を使わなくてもいいのがいいところですね。この記事で知った人も、今現在迷って躊躇している人は、良い先輩もいるし、フットサルも面白いので、どんどん練習に来て参加して体験して欲しいです!
今は女子プレーヤー、マネージャーも少ないので、女子の方も是非参加してみてください!

編集部:今日はありがとうございました!女子フットサルも含めての活動、進化を楽しみにしています!

[編集後記]マネージャーのモチベーションを強く感じるチームでした。昨年途中より外部コーチも入れ、これからの成長著しいチームです!

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