2017.12.07 Thu

Written by EDGE編集部

コラム

“日本人得点王”相井、“湘南のベットン”小門が初招集! 2人のピヴォを選んだブルーノ・ガルシア監督の狙いとは?

写真:本田好伸

日本サッカー協会は12月7日(木)、11日(月)から13日(水)に愛知県で行われるトレーニングキャンプに参加する日本代表候補メンバーを発表した。相井忍、小門勇太という2人のピヴォが初選出されるなど、来年2月のAFCフットサル選手権に向けたポジション争いが激化している。
(文・本田好伸)

ベテランと若手、2人のピヴォを初召集

 日本サッカー協会は12月7日(木)、11日(月)から13日(水)に愛知県で行われるトレーニングキャンプに参加する日本代表候補メンバーを発表。日本代表は来年1月に東京、富山でアルゼンチン代表との親善試合を戦った後、2月に台湾で開催予定のAFCフットサル選手権に出場する。

 今回のトレーニングキャンプは、2020年のワールドカップへとつながっていくアジア選手権を見据えた国内合宿。代表チームの成熟と同時に、新メンバーを加えることで、本番を見据えたさらなる競争を生み出していくという狙いもあるだろう。そうした意味では、ブルーノ・ガルシア監督が今回、初めて招集した2人のピヴォには、大きな注目が集まってくる。

 一人はシュライカー大阪の相井忍。昨シーズンはデウソン神戸でプレーし、チームは7位に沈んだものの、自身は28得点を挙げてランキング5位の活躍を見せた。今シーズンは、AFCクラブ選手権に臨む大阪の新たな“日本人の得点源”として加入すると、ここまでコンスタントに出場を重ね、13得点を挙げてきた。ゴール数こそ多くはないものの、純粋なピヴォだけではなく、アラとしても、ピヴォを生かすボールキープやゴールに直結するチャンスメイクなど、攻撃の役割は多彩。ブルーノ監督としても、代表チームの新たな得点パターンの構築を視野に入れているはずだ。

 もう一人は、湘南ベルマーレの小門勇太。サッカーからフットサルへの転向からわずか数カ月ながらも、開幕からフル稼働すると、屈強な体を生かしたプレーでチームに貢献。現在3位に付け、チーム初のプレーオフ進出が現実味を帯びる湘南において、重要な戦力となってきた。実際、ピッチで醸し出す雰囲気は“フットサル1年生”のそれではなく、かつてブラジル代表として世界中にインパクトを与え続けたベットンのような風格すら漂わせている。アナリスト・プレーヤー横澤直樹の下で急成長を遂げるピヴォは、代表チームへの適応次第では、アジア選手権の切り札となる可能性もある。

 また、11月のアジア選手権予選を戦ったメンバーのうち、星翔太をのぞく13人が引き続き召集され、そこに負傷離脱から復帰した滝田学と加藤未渚実、植松晃都の2人が加わった。ブルーノ監督は、若手、中堅、ベテランをバランスよく選びながら、各ポジションの選手たちを競わせることも重要視している。今回の合宿によって、代表チームはさらに進化を遂げていくに違いない。

日本代表候補トレーニングキャンプメンバー
■スタッフ
監督 ブルーノ・ガルシア
コーチ:鈴木隆二
GKコーチ:内山慶太郎
フィジカルコーチ:下地達朗
■選手
GK
ピレス・イゴール(ペスカドーラ町田)
関口優志(名古屋オーシャンズ)
矢澤大夢(フウガドールすみだ)
FP
森岡薫(ペスカドーラ町田)
西谷良介(名古屋オーシャンズ)
渡邉知晃(府中アスレティックFC)
相井忍(シュライカー大阪)※
滝田学(ペスカドーラ町田)
皆本晃(府中アスレティックFC)
仁部屋和弘(バサジィ大分)
吉川智貴(名古屋オーシャンズ)
前鈍内マティアスエルナン(アグレミーナ浜松)
内村俊太(湘南ベルマーレ)
室田祐希(ペスカドーラ町田)
小門勇太(湘南ベルマーレ)※
加藤未渚実(シュライカー大阪)
齋藤功一(名古屋オーシャンズ)
清水和也(フウガドールすみだ)
植松晃都(湘南ベルマーレ)
※フットサル日本代表候補トレーニングキャンプに初招集

スケジュール(予定)
12月11日(月) PM トレーニング
12月12日(火) AM/PM トレーニング
12月13日(水)) PM トレーニング

<関連リンク>
フットサル日本代表候補トレーニングキャンプ(12/11~[email protected]愛知)メンバー・スケジュール

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