2017.06.08 Thu

Written by EDGE編集部

Fリーグ

【開幕節プレビュー 大阪×北海道】“ピヴォ過多”の王者・大阪が見せる、誰も見たことのない戦術とは?

写真:本田好伸

6月10日、13:30。開幕セントラルのオープニングに登場するのは、昨季Fリーグで9連覇中だった名古屋オーシャンズを抑えて優勝した“王者”シュライカー大阪と、昨季9位のエスポラーダ北海道だ。ブラジル人トリオを中心に186得点を叩き出した大阪に対して、各クラブは包囲網を敷いてくることが予想される。“最強の戦術家”木暮賢一郎監督はどんなプランを用意しているのか。
(文・北健一郎)

“4番バッター”が何人もいる大阪

 186――。

 これはシュライカー大阪が昨シーズン33試合で挙げたゴール数だ。1試合平均5.6点という数字は、Fリーグ10年の歴史でもダントツ。得点ランクの上位10人中には、1位:ヴィニシウス(43点)、2位:チアゴ(37点)、3位:アルトゥール(33点)、6位:小曽戸允哉(26点)、7位:加藤未渚実(22点)と5人もの大阪選手が名前を連ねた。

 どこからでも点が取れる、最強の攻撃軍団。そんな大阪が開幕前に行なった補強は、少なからずファンを驚かせるものだった。デウソン神戸から昨季28得点で日本人得点王になった相井忍、バサジィ大分から日本代表でも活躍する芝野創太が加入したのだ。2人のポジションは、どちらも前線で攻撃の起点となるピヴォ。

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 ヴィニシウス、チアゴ、相井、芝野……。野球に例えるなら4番バッターをかき集めたようなものだ。通常、ピヴォはFP4人のうち1人だけなので、4人もいるのは明らかに多過ぎる。

 なぜ、すでに充実しているポジションにさらに選手を補強したのか? そこには木暮賢一郎監督のある狙いがあった。

「大阪に得点力があることはみんな分かっていること。どこも対策を考えてくるので、それを打ち破るために何をするか。新しいことを考えていかないと連覇はできない」

 ピヴォはセットの中で1人。木暮監督は、そんなフットサルのセオリーを覆し、ピヴォを2人、時には3人を同時に投入する“超攻撃的プラン”を考えているという。強力なピヴォを並べて、複数の攻撃の起点を作ることによって、守りを固めてくる相手を打ち破る。

 とはいえ、攻撃に比重を置けばカウンターのリスクは高まるし、同じような特徴を持った選手が並び立つかは未知数。だが、そこは“最強の戦術家”と呼ばれる木暮監督のこと、実現する自信があるから今回の補強を行なったのだろう。

 6月10日、13時30分。代々木第一体育館で行われる2017-18シーズンのオープニングゲームでは、今まで見たことのないフットサルが見られるかもしれない。

 

DUARIG Fリーグ2017/2018
6月10日(土) 代々木第一体育館
13:30 シュライカー大阪vsエスポラーダ北海道
16:00 ペスカドーラ町田vsデウソン神戸
18:30 バルドラール浦安vsアグレミーナ浜松

6月11日(日) 代々木第一体育館
12:00 フウガドールすみだvsバサジィ大分
14:30 名古屋オーシャンズvs府中アスレティックFC
17:00 湘南ベルマーレvsヴォスクオーレ仙台

 

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6月10日(土)午後1時15分~ <視聴予約> 
6月11日(日)午前11時45分~ <視聴予約> 

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