2017.02.25 Sat

Written by EDGE編集部

Fリーグ

リーグ順位が分けた明暗。キャプテン星龍太の同点ミドルで引き分けた名古屋が辛くも2nd Roundへ

写真:本田好伸

今シーズンの名古屋オーシャンズと府中アスレティックFCの対戦は、1勝分1敗の五分。プレーオフ1st Roundで激突した両者は、この対戦にケリを付けると同時に、リーグ制覇に向けての大事な初戦に臨んだ。そんな緊張感からか、試合は両者ともリスクヘッジに優れる拮抗した展開を見せていたが、1-2で迎えた32分、名古屋の主将、星龍太が値千金の同点ミドルが突き刺さり、引き分けで決着。この結果、リーグ戦で上位の名古屋にアドバンテージが適用され、辛くも2nd Round進出を果たした。
(取材・文 本田好伸)

守備力が際立った五分の戦い

 守備力に強さを持つチーム同士の対決は、序盤からプレスを掛け合う展開。それでも縦に早い攻撃を意識することで、リスクを最小限にとどめる両者の試合は、この初戦を絶対に落とせないという思いからか“堅い”立ち上がりを見せていた。

 そんななか、5分に府中アスレティックFCが右サイドでのFKを獲得すると、完山徹一から送られたパスを逆サイドの渡邉知晃がダイレクトでシュートを放ち、これがネットに突き刺さる。

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 ビハインドを負った名古屋はその後、攻勢を強めていくものの、判断や連係ミスが目立ち、なかなかチャンスを生かせない。しかし14分、裏を狙ったパスのクリアボールが中央でフリーの安藤良平に渡り、同点ゴールを奪う。

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 次第に名古屋がペースをつかみ始めた試合は、タイスコアのまま試合を折り返した。プレーオフのレギュレーションにより、引き分けの場合はリーグ上位のチームが勝ち上がるために、リーグ5位でこの舞台に臨んだ府中は勝ち越しを狙うべく、ギアを上げていく。すると25分、小山剛史が高い位置でボールを奪うと、そのまま右の岡山洋介に展開。中央に走り込む皆本晃へと流れるようなショートカウンターがハマり、府中に待望の2点目が生まれた。

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 府中はそこから出足の早い守備を見せて名古屋を追い込んでいくが、対する名古屋も意地を見せる。徐々に圧力を強めていくと、32分、ゴール前でキープした橋本優也から中央左の星龍太にマイナスのパスが送られると、狙いすました左足シュートがゴール左隅に突き刺さり、試合は再び振り出しに戻った。後がなくなった府中はなりふり構わず相手陣内に攻め込んでいくと、33分、34分と立て続けにビッグチャンスを迎えたが、名古屋もGK・篠田龍馬を中心とした気迫のDFでゴールを許さない。

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 府中は36分から柴田祐輔をゴレイロに据えてのパワープレーで最後の攻撃に打って出るが、なかなか効果的な形を作れない。37分にはゴレイロを宮田義人に代えてより流動的な崩しを試みるものの、最後まで決定打を放てず。試合はそのまま2-2で終了し、名古屋の2nd Round進出が決定した。

<試合結果>
名古屋オーシャンズ 2ー2 府中アスレティックFC

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