2016.12.01 Thu

Written by EDGE編集部

女子

新生・女子フットサル代表候補メンバーを発表! 伊藤雅範新監督の下で7日から初合宿がスタート

写真:本田好伸

2017年2月に予定される第2回AFC女子選手権で王座を狙うフットサル日本女子代表の候補メンバー18名が発表された。3月に就任した伊藤雅範監督が指揮を執る初めてのトレーニングキャンプが、7日から9日の3日間、神奈川県内で行われる。初選出8名を含む新しい顔ぶれで、アジア頂点に向けた活動がいよいよスタートしていく。
(文·本田好伸)

日本一のarco-iris KOBEから5名を選出

 11月30日、フットサル日本女子代表候補の18名が発表された。伊藤雅範監督が今年3月に就任して以来、初めてとなるトレーニングキャンプが2月7日から9日の3日間にわたって神奈川県で行われる。

 日本女子代表は2007年、第2回アジアインドアゲームズに参加するために結成され、同大会で初優勝を飾ると、隔年開催のこの大会で13年に3連覇を達成。アジア女王として君臨していた。しかし15年9月、第1回開催となったAFC女子フットサル選手権マレーシア2015では、決勝でイランに敗れ、まさかの準優勝に終わった。

 アジア各国が代表強化に力を注いでいることを実感したことで、日本サッカー協会も本腰を入れて女子フットサルカテゴリーの強化に乗り出した。そこで始まったのが、今年10月に開幕した日本女子フットサルリーグ2016プレ大会。FリーグCOO(最高執行責任者)を兼任する日本フットサル連盟・小倉純二会長が、「次のAFC女子選手権で必ず優勝するためにリーグを発足した」と語ったように、明確に「代表強化」を見据えたリーグがスタートした。

 また、07年〜10年に中村恭平監督、10年〜15年に在原正明監督が指揮した代表チームは、今年3月に伊藤監督へと引き継がれた。直後に、トリムカップ全国女子選抜フットサル大会で日本女子選抜を指揮してからは明確な動きはなかったが、各都道府県、地域リーグ、日本女子リーグを視察するなかで、ようやく今回の合宿へといたった。

 過去6年連続で出場してきた世界女子フットサルトーナメントは毎年この時期に行われているが、今年の開催は見送られた見通しであり、日本女子代表は、2017年2月に予定されるAFC女子選手権の本番を目指すことになる。

 召集されたメンバーは、伊藤監督が視察を続けてきた日本女子リーグに参戦するSAICOLO、東京府中アスレティックFCプリメイラ、バルドラール浦安ラス・ボニータス、福井丸岡RUCK、Futsal Clube UNIAO Ladies、arco-iris KOBEの6チームを中心に選出され、特に10月の全日本女子フットサル選手権で4度目の日本一に輝いたarco-iris KOBEからは5選手が選ばれている。一方で、SWHレディースフットサルクラブの網城安奈、VEEX TOKYO Ladiesの吉林千景など、在原監督時代を支えた主力メンバー数名は、今回の合宿に名前が挙がっていない。

 また、全体でも8選手が初招集となり、サッカー元日本代表の平野孝氏が監督を務める、静岡県リーグから東海リーグに昇格したスパポラ DFUT WINGSの緒方友里加や、バルドラール浦安の加藤竜馬を兄に持つarco-iris KOBEの加藤正美、日本女子リーグで存在感を放つ東京府中アスレティックFCプリメイラの船附ひな子なども選ばれた。

 伊藤監督は元々、デウソン神戸や府中アスレティックFCでの選手経験、府中、バサジィ大分での監督経験を持ち、フィジカルに特徴を見出すチームづくりで結果を残してきた人物である。そして現在、世界やアジアにおける女子フットサルの傾向としても、技術、戦術だけではなく、フィジカルへの重要度が増しているだけに、今後のチームづくりにも、そうしたフィジカルで負けない代表チームの構築が図られいくとみられる。

 新たに加わった村山竜三GKコーチも、かねてからの伊藤監督の“相棒”であるだけに、在原監督時代から女子代表に帯同し続けてきた福角有紘コーチを含め、強力なスタッフ陣によって、新生・女子代表の強化が進んでいく。

<次ページ>フットサル日本女子代表/トレーニングキャンプ参加メンバー

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