2016.08.03 Wed

Written by EDGE編集部

インタビュー

Uー19代表監督に元名古屋・鈴木隆二が就任!“空席”のA代表監督は「最終候補3人に絞り込んだ」(北澤豪委員長)

ユース年代以下は、フットサル活動の普及が強化に直結する

小森隆弘バイステクニカルダイレクター

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 7年間、前任のミゲル・ロドリゴ日本代表監督の下で、通訳兼コーチとして携わらせていただきました。この4月には木暮賢一郎監督の下でもコーチを務め、並行してU-18代表監督も務めさせていただきました。この度、北澤委員長からの説明があったように、強化体制を作っていくというところで、これまで7年間とコーチとして稼働してきた経験を、すべてがポジティブなものではなかったのかもしれないですが、多くの課題を感じて、見て、これから先につなげていくことが必要だろうと思われるものが蓄積されてきてたなかで、そういうものを発揮できる立場を与えていただきました。

 それで7月からはバイステクニカルダイレクターということで、小西テクニカルダイレクターとともに強化、普及、育成など必要な要素全般に関わり、フットサルの発展に貢献していくと、そういう役割を仰せつかりました。

 それに加えて私の場合は、そのような状況ができつつあるフットサルに対して、同じような流れを目指しているビーチサッカーについても、ミゲル・ロドリゴ監督と手を携えてやってきた、体制をつくる発想というのを、うまく転用して生かしながら、ビーチサッカーの発展にも貢献していくことになります。

——8月4日から全日本ユース(U-18)フットサル大会が始まりますが、タイ遠征はどんなメンバーを選ぶのか。またもっと先のことで言えば、サッカーやフットサルを問わずにどんな能力を持ったメンバーを選び、強化していこうと考えているか?

 まず基本的にタイ遠征のメンバーについては、鈴木監督がずっとスペインを拠点にされてきましたので、情報は共有しながらということになりますが、ベースに考えていたラージリストから構成されます。これは、去年活動していた2回の国内合宿とそれに基づく国内視察、地域大会や全日本ユース(U-15、U-18)、全日本大学選手権を見てきたなかでのメンバーです。基本的には、現状の優先順位はFリーグが最高の舞台ということになり、そこで出場して活躍している対象年代の選手がいれば、必然的にその選手を優先的に選ぶという考え方です。

 ただ現状の対象年代の選手で、Fリーグで出場できている数は少ないですし、サテライトチームにいて地域リーグに出場している選手もいますが、少ないですし、散らばっていて情報のネットワークもなかなか整理されていません。それで大学年代もそれぞれのリーグであったり、全日本大学選手権に出場してきている活躍選手もピックアップはしています。ただタイミング的には、今度の全日本大学選手権はタイ遠征の後になるので対象にはしづらいものです。

 そして直近の全日本ユース(U-18)フットサル大会もありますし、もちろん第1回、第2回大会と同様に視察をして選考対象にしつつも、舞台が違うところで活躍している選手を候補としてマークしていくことになるので、今後の課題でもあるのですが、そうした選手を一手に集めて試合をする機会も必要です。それこそ今回の組織体制ができた背景にもある課題ではあるのですが、トレセン制度であったり、同じ舞台で、いろんなカテゴリーで稼働している選手のプレー機会をつくっていきたいです。

 なので今は、ユース年代以下については、フットサルの活動を普及していくことが、強化に直結していくと考えられますので、そこを見据えながら、今のところは、ラージリストからベストメンバーからピックアップしています。そして2017年のU-20AFCフットサル選手権に向けて、常にブラッシュアップしていく性質のものであります。

<関連ページ>
U-19フットサル日本代表監督に鈴木隆二氏が就任(日本サッカー協会)

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