2016.08.03 Wed

Written by EDGE編集部

インタビュー

Uー19代表監督に元名古屋・鈴木隆二が就任!“空席”のA代表監督は「最終候補3人に絞り込んだ」(北澤豪委員長)

タイ遠征は若手メンバーを中心にベテランをプラスして臨む

小西鉄平テクニカルダイレクター

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 去年からフットサルのテクニカルダイレクターとして日本サッカー協会で仕事をしています。去年までの役割は指導者養成と育成強化の責任者でしたが、今年の新体制で、代表強化も併せてやっていくことで、これをメインにしながら指導者養成と育成強化の旗ふり役をしていくことになります。

 タイの遠征は8月の中旬に実施されます。日本代表を含め、イラン、カザフスタン、タイの4チームでの親善試合です。その大会に出る我々の目的は、まずは今年の年末に予定されている、U-20AFCフットサル選手権の予選に向けた強化です。そして2020年のフットサルW杯に向けた強化という、2つの目的を持って、親善試合に臨みたいと考えています。

 なのでメンバーは若い選手を中心に、そこにプラスアルファとして経験のある選手を数名加えて、A代表として臨むということが、タイ遠征に関しての概要と目的となります。

——11月の予選があるが、そこまでの活動頻度はどのように予定しているか。

 まずは8月のタイ遠征があり、その後は、年内に数回の国内合宿を予定しています。あくまでも予定ですので、回数が確定しているわけではありません。まずはこの体制を整えたということで、U-20、U-19の活動にもしっかりと力を入れるということなので、練習もせずに大会だけに臨むということではありません。しっかりとした準備をして臨みたいと考えています。

——タイでの親善試合では、相手はフル代表のメンバーでくるのでしょうか?

 そのように聞いています。

——これまでFリーグの年代には関わられていない鈴木さんをこのポストに選ばれた理由は?

 鈴木さんについては、もちろん選手時代から知っていましたし、実際に指導者になられてからも、こういった話をする前にも数回、いろんな話をさせていただきました。これから我々がフットサルを広め、強化していくなかで、育成年代の指導もしっかりとできて、さらにはトップレベルの指導もできることが大きいです。

 僕らがこれまで指導者養成として日本フットサルの軸にしてきたのはスペインのライセンスであり、非常に多くのものを学んで作らせていただいたこともあり、今その血が脈々と流れてきているなかでは、このタイミングでU-19の監督、そしてA代表のコーチということで、スペイン語でしっかりと経験を積んできた鈴木さんを起用しました。

 しかも選手として日本代表の経験があるということで、特にアンダー世代の選手は若いですから、そこに代表選手としての心得や気持ちの面を含めて指導ができるということで監督として選ばせていただきました。

——今回の組織体制で、フットサルの技術部会として、サッカーの技術委員会との情報や知識共有なども行っていくということですが、これは初めてのことでしょうか?

 昨年も、サッカーの技術委員会には僕が参加させていただいていて、そこの連係はあったのですが、今回、サッカーのほうにある代表強化とユース育成、指導者養成の部分にもフットサルとしてしっかりと入らせていただき、サッカーで培ってきた経験、見識をうまくフットサルに生かせないかというポイントを、僕のほうで見させていただきたいと考えています。

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ユース年代以下は、フットサル活動の普及が強化に直結する

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