2016.01.27 Wed

Written by EDGE編集部

インタビュー

コロンビア代表を3−2で撃破した日本代表。ミゲル・ロドリゴ監督「森岡薫の2点はスーパーゴール」

写真:本田好伸

日本代表が世界4位のコロンビア代表に競り勝った。開始35秒で失点したものの、渡邉知晃の同点ゴール、エース森岡薫のスーパーゴール2発で3−2の逆転勝利を収めた。ミゲルジャパンのカギである前線からのプレッシング、アイソレーションを活かした攻撃も機能。2月10日からスタートする、ワールドカップ出場と3連覇がかかったAFCフットサル選手権に向けて、順調な調整を印象づけた。
(文・本田好伸)

世界で4位に入るチームに勝てた

ミゲル・ロドリゴ監督(日本代表)

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――今日の試合を振り返って。

正直、ちょっと嬉しいサプライズだったと思っています。驚いています。あれだけ追い込んできたので重い入りになると思っていたのですが、高い集中力で技術、戦術的にも質の高いプレーを最後まで続けることができたのは良かったと思っています。

会場で見ている人、テレビで見ているお客さんにとっても、非常に面白いゲームだったのではないかなと思います。両チームが攻撃に重きを置いて攻め合うという、フットサルの醍醐味が現れていたゲームだったと思います。世界で4位に入るチームに勝てたことは大きなことです。簡単にはできないすごく大きなことを成し遂げたと認識しています。試合は、ディフェンスが結果的にはカギになっていたのかなと思います。先制されるのが早かったので後を引いてしまうかと思っていましたが、それでも高い意識で守備を優先させたゲーム運びをできました。

ゲームの終盤になれば苦しい展開になることは分かっていましたし、そこをどうやって耐えられるのかというなかでうまく耐えられました。最終的にゴールを陥れる回数に対して点差があまり開かなかったのは、相手のGKの大きな活躍があったと思います。普通では入っていたようなシュートをたくさん止めていた素晴らしいパフォーマンスでした。この試合で勝ったことは、目標としているアジア選手権に向けてのプロセスが順調にいっていることを確認させてくれる結果だったと思っています。

――1-1で折り返したハーフタイムではどんな話をしたのか。

非常に良いゲーム展開で迎えたハーフタイムだったので、うまくいっていたこと、できていることを強調して再確認しました。実際に1対1の場面やゴールチャンスをたくさん作っていたので、あの展開で修正することは考えにくいところもあったので、もう少し落ち着いて自信を持ってやっていこうと話をしました。

勝因の一つと重なる大事なポイントは、(トレーニングで負荷を掛けてきたために)フィジカルが苦しいなかで迎えたゲームでしたので後半に苦しくなることは予想していましたが、「このディフェンスをたとえローテーションの時間を短くして2分くらいにしても強度だけは落とさないで続けよう」と話して、そこを選手が理解してくれて、最後まで保てたことが勝利につながったと思います。

――ゴールシーンは選手の良さ、特徴が出た。選手選考の成功だと言えるのではないか。

成功していると思います。選手選考については見ている方がそれぞれ監督視点を持った時にこういう組み合わせ、選考が良いのではないかというのが常にあることは承知していますが、自分にとっては今最高の状態にある選手が選ばれるべきで、それを選手がきちんとできたのではないかと感じています。選手たちは国際経験を積んでいますし、最高の状態でいるから今このメンバーにいてもらえるということです。

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森岡薫は世界でも3本の指に入る

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