2015.12.21 Mon

Written by EDGE編集部

Fリーグ

【町田セントラル】仙台が4カ月ぶりの白星!仙台・ホセ監督「勝ち負けよりもチームの成長が一番うれしい」

写真:本田好伸

ヴォスクオーレ仙台が長いトンネルを抜けた。8月にホセ・フェルナンデス監督が就任後、未勝利状態が続いていたが、Fリーグ最終節でアグレミーナ浜松に4−3で競り勝ち、白星で最後を飾った。初勝利までの4カ月を振り返り、ホセ監督は「勝ち負けよりも今の段階ではチームの成長が一番うれしい」とチームが育成段階にあることを改めて強調した。
(文・本田好伸)

勝つことだけを考えたら引いて守っている

ホセ・フェルナンデス監督(ヴォスクオーレ仙台)

——今日の試合を振り返って。

今日勝てたことが良かったです。まず、勝ち負けよりも今の段階ではチームの成長が一番うれしいことです。勝つためには実力だけではなく運も必要ですから。そういう意味でも、今は成長を優先しています。今日の試合は、ピッチの中からも、外から見ていてもすごくいいゲームだったと思います。

――来日から4カ月と少し経ちましたが、日本のフットサルの印象はどうか。印象と違っていたことなどもあったのか?

日本に着いたときは驚きました。日本のフットサルは成長の中にありますし、記者たちの質問はすごく大事なことです。まず来たときに感じたのは、試合の運営の仕方や、各会場が素晴らしいということです。世界の人たちは、日本に来て見習ったほうがいいですね。今日試合をして、明日も同じように試合ができる運営はすごく良いところです。それにクラブもすごく良くしてくれます。日本はいい国です。このまま協力していけば、日本のフットサルはより発展していくと思います。スペイン人は負けることが嫌いな負けず嫌いなタイプなので、すごく火が点きました。この4カ月は(勝利がなく)良い状況がありませんでしたが、個人的にはネガティブになっていたわけではなく、人生の勉強だと思いますし、選手に伝えていることと同じように、自分も成長していのかなと感じます。

――監督に就任以来、初の勝利にもそれほどうれしそうな表情を浮かべなかった。それはいつも話している通り、第一には選手の成長を考えているということだからなのか。

今シーズンは途中から来ましたので、フィジカル面や選手のトレーングなどは具体的にも自分がやろうとしていることとは全く違うものでしたので苦戦しました。逆に質問しますが、今日の試合は面白かったですか? 自分も楽しんでいました。勝ち負けではなく、「自分はこういうフットサルをしたい」ということを、植え付けていき、そこから成長していくことを目指しています。勝つことだけを考えるのならば、引いて守って戦います。ですが、そうではなく、皆さんにも楽しんでもらえるようにと考えて自分はやってきています。勝利への思いというのは、これから成長していく、若い選手を中心に起用していますので、まず一番必要なのは選手たちでした。

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狩野新コメント

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