2015.02.16 Mon

Written by EDGE編集部

Fリーグ

府中が迎えた必然の終戦

写真:FUTSAL PIX Ozawa

結末はあっけなかった。プレーオフ進出の可能性を残していた府中アスレティックFCは、14日のFリーグ第33節でバサジィ大分と対戦。開幕直後に6連敗を喫しながらも、ジリジリと順位を上げて来た府中に、逆転プレーオフ進出の期待がかかったが、大分と3-3で引き分け、その可能性は消滅。この結果、最終戦を控えていた大阪に、プレーオフ出場の最後の切符が転がり込んだ。レギュラーシーズンを7位で終えることとなった府中には、何が足りなかったのか。

(文・河合拓/futsalEDGE編集部)

実らなかったリーグ2位の得点力

 3-3のまま試合終了のブザーが鳴ると、1426人を集めた府中市立総合体育館は、ため息に包まれた。プレーオフ進出の可能性が消滅したホームの府中のサポーターはもちろん、引き分けたことで2位を確定できなかった大分のサポーターにとっても、悔しさの残る一戦だった。

 開幕6連敗を喫した府中だったが、中盤戦からは白星を重ね、レギュラーシーズンの最終節までプレーオフ進出の可能性を残した。しかし、この大分戦に引き分けたことで、翌日の町田対大阪の結果を待たずして、自分たちからプレーオフ進出の可能性を潰してしまった。

 シーズンの結果は、1年間の積み重ねだ。最終節の1試合だけで、何が良かったか悪かったかを断じるのは危険だが、谷本俊介監督の「今日の試合がすべてを物語っている。大事なところで勝ち切れない」という言葉は重い。最終的に、リーグ戦を1位で終えた名古屋の134点に次ぐ、リーグ2位の127得点を挙げながらも、なぜ府中はプレーオフ進出を逃したのか。そのポイントと言える場面が、最終節にもあった。

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