2015.02.15 Sun

Written by EDGE編集部

Fリーグ

大分・伊藤雅範監督「僕は良い選手たちに恵まれた」

写真:FUTSAL PIX Ozawa

Fリーグ33節の府中アスレティックFCvsバサジイ大分が14日に府中市総合体育館で行われた。すでにプレーオフ進出を決めていた大分は、常に先手を取る試合運びを見せて、3-3の引き分けに持ち込んだ。この結果、府中のプレーオフ進出の可能性が消滅。アウェーでのドローは、勝ちにも等しいと言われるが、試合後、大分・伊藤雅範監督は「勝ちたかった」と悔しさを滲ませた。

(文・河合拓/futsalEDGE編集部)

昨年の悔しい気持ちが今年1年間、自分たちを突き動かしてきた

バサジィ大分 伊藤雅範監督

 

―試合の感想を聞かせてください。

「勝ちたかったというのが、まず試合が終わって感じたことです。勝ち点3を手にしかけたのですが、勝ち点1になってしまいました。ただ、気持ちの折り合いを付けないといけないかなと。今日の試合の主役は、府中の闘争心と気迫だったかなと思います。そこに関しては素晴らしかったと思います。なので、勝ちたかったという気持ちはあるのですが、勝ち点1になったこと、気持ちの折り合いをつけなければいけないなと、今は思っています」

 

―プレーオフ進出を賭けて来た試合でしたが、こういう試合はやりやすいでしょうか。それとも、やりにくいでしょうか?

「ぶっちゃけて言うと、イヤです。ただ、少し気が楽だったのは、たとえ今日、大分が負けたとしても、彼ら(府中)のプレーオフ進出は大阪と町田の結果次第という条件があったので、今日、仮にここで大分が勝ったり引き分けたりしていても、府中のファンから袋叩きになることはないと思っていたので、そういう意味では少しは気がラクでした。それでも、やりづらいのは、やりづらかったです」

 

―前半13分にタイムアウトをとったときにGKを檜山昇吾選手から村山竜三選手に交代しました。檜山選手も出来は悪くなかったと思いますが、その理由を教えてください。

「檜山は、まだまだフットサルの経験が浅いので、少しずつ出場時間を長くしていきたいと思ったので、最初から10分から15分と決めていましたので、その中で変えました。自分が大分に来て、いろいろな選手が来たのですが、2年後、3年後に『伊藤が獲った選手の中で、一番ヒットになった選手じゃないか』と、そういう評価を得られるだけのポテンシャルがあるんじゃないかなと僕は思っています。本当に、獲ったときは、フットサルは何もやったことがない選手でしたが、よく止めるようになりましたし、努力もしています。能力的には府中の田中と身体能力的にも、遜色はないと思っています。良い出場機会を与えてあげられれば、飛躍的に伸びるかなと。若いGKは今、関口(優志・北海道)くんしかいないので、彼を少しでも脅かすような存在になってほしいなと思います」

 ―伊藤監督は個人としては3年連続のプレーオフ進出です。その秘訣があれば教えてください。また、昨年はプレーオフの最後で悔しい想いをしたと思いますが、再び臨むプレーオフについては?

「まず、何よりも僕は良い選手たちに恵まれたと思っています。本当に、自分がプレーオフに連れて行ったというよりも、選手たちにプレーオフに連れて行ってもらったというのが、正直なところです。なので、今年もプレーオフに選手たちのおかげで連れて行ってもらって、すごく嬉しいんですけど…。ただ、やっぱり去年、目の前で(名古屋に)優勝、胴上げを見させられて、やっぱり悔しい想いをして、その気持ちが今年1年間、自分たちを突き動かしてきたかなっていうふうに思います。正直、去年はプレーオフに出るということになって、少し空気が抜けることを感じたのですが、逆に今年は何事もないように、また火曜日に練習を始めたっていう印象を持っています。選手たちも期すものがあると思いますし、自分も監督として、やっぱり選手たちがかわいいですし、このチームにタイトルを持ってこないといけないと思っています。ですので、なんとかファイナルラウンドに残りたいと思っています」

1 2

◀︎前の記事 トップ ▶︎次の記事