2015.05.30 Sat

Written by EDGE編集部

Fリーグ

【Fリーグ第5節】北海道・小野寺隆彦「最後は勝ちに行って、負けてしまった」

写真:本田好伸

エスポラーダ北海道にとって、関東アウエー2連戦の初戦となるフウガドールすみだ戦。ビハインドを背負いながらも、後半に追いつき、最後はパワープレーで勝ちを目指した。だが、シーソーゲームの末に待っていたのは、ラスト12秒でのパワープレー返しによる負けだった。小野寺隆彦監督は悔しさを見せながらも、「勝ちに行った結果」と胸を張った。
(取材・北健一郎/futsalEDGE編集長)

フットサル全体で見返していきたい

小野寺隆彦監督(エスポラーダ北海道)

——試合を振り返って。

最後は勝ちに行って、負けてしまいました。でも勝負に挑んで、2点負けているところからどう戦うのか。後半言っていたのは、残り5分までに1点変えさればパワープレーをすると。前半は苦しいゲームだったが、後半フタを空けてみれば選手たちが非常に頑張ってくれました。

同点に追いつくことができたが、残り1プレーが未熟さが出てしまって、悔しいですね。ただ後半の20分、負けている中でどう戦うかはプラン通りでした。そういう意味では前半が悔やまれます。

選手たちがさかんに言っていたのが「熱い」と。北海道のチームにとって、この熱さというのは苦しいものがあるは確かです。僕もスーツを着ているのが苦しいぐらいなので、今度から半袖にしようかなと思いますけど(笑)。

でも失った勝ち点はどこかで取り返すことができると思っている。悔しいけど、僕自身もチャレンジしたつもりです。こういうチームにしていきたい。

——シーソーゲームになった要因は?

去年からそんなに変わっていないとは思いますが、ミスが非常に多い。ボールを失ってしまったり、最後の1プレーももう数秒ですけど、仕掛けるのが遅ければ良かったが、ちょっと早く安易にパスを出してしまう。

その選手が選んだプレーにどうのこうのはないですが、もっと冷静にプレーできるようにしていく必要はあります。前半の終わり間際などもそうです。小さいところを修正していかないといけない。練習の中で指摘しながらも、ピッチの中で下す判断は尊重してあげたいなと思います。

——5月22日に鎌塚聖哉の現役引退が発表されたが、なぜだったのか。

昨シーズンも終盤は出てきましたが、前半戦で怪我をしてしまって、名古屋とのプレマッチも出てみたものの、思うようにプレーできないと。一旦仕事に専念するということで、エスポラーダを退団することになりました。

——シーズン前には阿部恭也の引退もあった。小野寺監督はかなり期待をしていたと思うが……。

阿部に関しては……育てたつもりだったんですよ。本当に(笑)。だけど、学生時代から、ずっと良い企業に就職したいと彼は言っていました。北海学園大学に通っていて、就職活動もしていて、今回決まったので本人から辞めると言われました。「内定先が地元の函館になりました」と電話をかけてくれて、これからも応援していきたいと思います。

——バサジィ大分の北嶋佑一選手が逮捕されたという報道があったが、再発防止のためにどんなことが必要なのか。

僕が話をしたのは、こういうことがなぜ起きるんだろうねと。フットサル選手として活躍して、悩みもなく、良い状態で試合に出ていればそういうこともなかったかもしれません。人間というのは、何か悩みがあったときに弱さが出るもの。

そういうときにチームの顔を思い出してほしい。個人スポーツではないので、誰々がいるな、この人に悪いなという気持ちにならないと、集団スポーツはできません。仲間がいるのがチームスポーツの強みだと僕は思う。

ただ、どうしても見失ってしまうことは、僕自身もあるかもしれない。そういうときにどうしようというのは考えないといけない。タイミングを見て、スポーツ心理学の先生に講習会をしようと準備しようとしている。これは本人も含めて大分さんの問題ですので、僕がどうこういうことではありません。だからこそ、僕たちはフットサルは良い試合をしているねって、みんなで見返していけるように頑張っていきたいです。

——明日のゲームについて。

疲労回復させて、どこまでできるか。連敗をしない。そこだけを考えて、勝ち点1以上をとって北海道に帰りたいと思います。

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