2015.05.07 Thu

Written by EDGE編集部

Fリーグ

「森岡薫を超えて、日本一の選手になる!」。皆本晃の“ダンコたる決意”

僕のアンチが増えたっていい

――皆本選手は発言からも、すごく意識が変わって来た印象を受けます。

「すべてのチーム、すべての選手が、危機感は感じていると思います。いくら頑張っても、リーグがなくなってしまえば、頑張る場所もなくなります。まずは、このリーグを盛り上げないといけません。うまくなる努力も大切ですし、個人的に薫くんに勝ちたいですが、いろんな角度からリーグを盛り上げていかないといけません。それが、発言で盛り上がるのであれば、安いもんだなって(笑)」

――挑発的なことを言うと『なんだよ!』と思われる危険性もありますが?

「そんなに気にしていませんね。逆に、僕は敵が少ないなって。良いやつと思われているというか(笑)。あまり今まで敵が少ないと感じていたので、これからは敵も増やしていこうかなと。前田のあっちゃん(元AKB前田敦子)の話とか聞いて、熱狂的なファンとアンチがいるから、絶大な存在になると聞きました。でも、僕は、みんなに、誰からも愛されていると思っているので(笑)」

――自分で言っちゃう(笑)?

「でも、多分そうだと思うんですよ(笑)。あまり僕のことを悪く言う人もいないし、みんな『良いやつだ』と思っていると思うので、少し嫌われるくらいでいいのかなと。嫌われるのも、別にイヤじゃない。そういう(みんなに愛されている)空気ができているので、それも破壊していこうかなと。すごく愛してくれる人もいるし、すごく嫌いなやつがいる。そういう選手になれればいいというか、そうなりたいなって」

――言葉で自分を追い込むことで、プレーも高いことが求められます。

「そのハードルを上げないといけません。僕は、ただの選手ではない。薫くんを追い掛けられる選手の一人になったと、自分では思っています。リーグ全体を見て、僕なのか、仁部屋なのか、星なのか…。そういう選手が、何人かいるじゃないですか? 多分、その中の一人に僕は入っていると自分でも思っているし、その中の誰かが森岡薫を突き破らないといけない。まだ、それが誰になるかは分からない。それくらい、今の彼は圧倒的です。薫くんへのリスペクトはあるし、バロンドール候補に選ばれるくらいの本当にすごい選手。でも、そんな選手が、こんなに近くにいるんだから、追いかけない理由はありません。彼を越えたら、それだけ大きな存在になれますし、やっぱり彼を追いかけたいです」

――今日はお互いに2ゴール。ゴール数でも越えて行く?

「存在感です。僕がピヴォなら、ゴール数でも勝負をしますが、それよりもMVPを目指しています。そうやって、薫くんのところに向かっていく。星も明確に目指しているし、僕も目指していく。そういう個人的な競争を増やしていきたいです。府中との試合では、薫くんに絶対点を取らせない。昨シーズンはFKとPKで取られちゃって『これは止められねーわ』と思ったけれど、流れの中からは一点も与えていません。各チームが『森岡つぶし』をやらないといけないし、そうすると薫くんもそれを越えてくると思います。それでまたレベルの高いレースになると思うし、そうしていきたいですね」

 ――森岡選手は『ちょっと年齢も年齢で』と弱気な発言もしていましたが。

「でも、僕らがそうやって言えば『おまえなんて、敵じゃねーよ!』って言ってきますし、それに対して僕も『見てろよ!!』となります。そういうことをするのは、彼が嫌いだからという理由からではないし、そうすることで嫌われるとも思わない。本当にリスペクトしているから言えること。本気ですごい選手だと思っているから、こういう風に言っても、ムカつかれることはないと思っています」

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