2015.05.05 Tue

Written by EDGE編集部

Fリーグ

【闘将コラム】Fリーグは”フットサル”で魅了することはできたのか

選手が来場を呼びかけることの責任

 そして、主役のFリーグ。ナオトさんも球舞さんもエキシビジョンもあくまで試合を、Fリーグを盛り上げるための一つの手段。目的ではない。その目的である主役の試合に目を向けると、トータル的には厳しいものだと感じた。

 面白かった試合は、名古屋vsフウガ、大分vs大阪。(北海道vs神戸は観ていない。すみません。)この2試合ではまず改めて名古屋の強さがわかる試合だった。最後の(稲葉)洸太郎と(森岡)薫の走り合いから、薫が走り勝って点を取ったシーンは迫力があった。

 大分は仁部屋(和弘)くんが出ていなくて、小曽戸(允哉)くんが大阪に移籍していいてもチーム力が高いなと感じたし、大阪は最終的にパワープレーが失敗に終わったが、ひっくり返すかもしれない展開ではあったように思う。だから面白かった。

 反面、仙台・浜松・湘南はお金を払ってまで観てもらう価値のレベルがあるのだろうか。この3チームの中には仲の良い選手が多くいるがそう感じざるをえないくらいのものだった。その相手の浦安・町田・府中には申し訳ないくらい。

 開幕前に、どの経緯でそうなったかわからないが、各チームが「満員」にするために動画などで呼びかけていた。呼びかけるということは、その分やらないといけないということ。呼ぶには呼んだけど、あの試合では「また来たい」より「もう来ない」になるのではないだろうか。

 呼ぶということは、お金を払って観に来てくださいということ。自分のプレーにお金を払ってと。その価値があるからだと……。もちろんその価値観は、勝負に対する執着を魅せるのか、技術の素晴らしさを魅せるのかの魅せ方には色々あると思うが、この3チームは何も魅せられなかったように思う。

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Fリーグを良くするために

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