2015.05.05 Tue

Written by EDGE編集部

Fリーグ

【闘将コラム】Fリーグは”フットサル”で魅了することはできたのか

写真:本田好伸

5月2、3日に行われたFリーグの開幕セントラル。ナオト・インティライミのライブは大きな話題を呼んだが、肝心のフットサルで観客を魅了することはできたのか。2日間、FリーグOBとしてエキシビションマッチに出場し、試合も観戦した元フットサル日本代表・難波田治が感じた、リアルな現実とは。フットサルをただただ純粋に愛し、心から良くなってほしいと願っているからこその、厳しい言葉が並んだ。
(文・難波田治/元フットサル日本代表)

エキシビションマッチは難しかった

 昨日までの2日間の5月2、3日にフットサルのFリーグが開幕した。今年はこれまでスポンサーをしていた各社が降り、代わりの会社で名称が変わったり「スポンサーではなくパートナー」だと発表したりするなど話題になっていた。

 さらにこの開幕戦には、歌手のナオト・インティライミさんが歌だけではなく、僕も呼ばれたエキシビジョンマッチにも出場するということで、開幕前からの熱気は高まっていたように思う。

 まず、エキシビジョンマッチ。僕は元々魅せるプレーはできないけど、呼ばれたからには楽しもうと思っていた。相手にはナオトさんだけではなく、ゴンさん(中山雅史)をはじめ、そうそうたるメンバーがいて生唾ものだった。やっている方も観ている方も楽しめればいいかなと。

 でも、3日は相手に現役の町田のゆうき(金山友紀)と府中のラファエル(山田ラファエルユウゴ)が加わり、さらに元Jリーガーの人も少なくなり、魅せるというよりも「勝負のみ」の要素が多かったように思う。あくまでエキシビジョン。プレーで魅せることができる橋本圭吾(元町田)のような元選手が3日にも必要な気がした。

 それでもナオトさんはとても上手いし、点も取られたし、ディエゴ・加藤・マラドーナさんの面白さもあったので楽しんでもらえたとは思うけど、難しさを感じたものでもあった。

 ただ、初めての試みだとも思うから、また呼んで頂けたら喜んで参加させてもらい、プレーでは厳しいが、加藤・マラドーナさんのように笑ってもらう何かを魅せれるようにしたい(笑)。

 もちろん、旧友との再会も多くあり、個人的には最高の時間だった。

 そして、ナオトさん。トークの中に「Fリーグをなんとか知ってもらいたい」という思いが重々伝わってきた。本当にありがたいし、感動した。ナオトさんにどれだけのメリットがあるかわからないけども、テーマソングも提供してくれるなど、スタッフの人も含めてやってもらいすぎるほどやってもらった感が伝わってきた。歌もノリも本当に凄い。会場が一つになってた。やはりプロなんですよね。あれで食ってる。魅せる・魅了できる。朝起きても、ずっと口ずさんでしまうほど(笑)。

 もちろん、球舞さんの技術も魅了されました。吉本のお笑いの人たちもそうだったが、プロの歌手や技術の凄さを見させてもらった。

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選手が来場を呼びかけることの責任

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