2015.05.04 Mon

Written by EDGE編集部

Fリーグ

あるフットサルファンの、ナオト・インティライミに対する素直な気持ち

写真:本田好伸

5月2、3日、ゼビオFリーグの開幕セントラルでライブを行ったナオト・インティライミ。これまでFリーグやフットサルに縁のなかった人を呼び込むための起爆剤として呼ばれた人気アーティスト。彼が代々木のピッチに立ち、歌う姿を、フットサルを応援するファンはどんな気持ちで見つめていたのだろうか。
(文・熊野耕資)

最初はガッカリして、悔しかった

2015年4月10日。開幕まであと3週間。

5月2日(土)、3日(日)に国立代々木競技場 第一体育館(東京都渋谷区)で開催するSuperSports XEBIO Fリーグ2015/2016 代々木セントラル第1節、ナオト・インティライミ氏をはじめとするアーティストのパフォーマンスの実施が決定しました。 
合言葉は「音楽とフットボールで、世界をポジティブに!!」

突如Fリーグ公式HPに掲載されたニュース。 
純粋にフットサルが好きで、フットサルの可能性を信じる私としては、選手、関係者がSNSでこの件を大きく取り上げ、持ち上げているのに違和感があったし、率直に言ってガッカリで非常に悔しかった。

一般層へ訴求するイベントで観客が増える⇒観客増で収入が増えて選手の待遇が良くなる

閉塞感打破の起爆剤として一般層へ訴求するキャストのブッキングなのはもちろんわかっているけれど、フットサルのトップリーグでフットサルを表現する立場なのであれば、試合の合間のイベントの宣伝よりも、試合中の自分を一番に見てほしいと言ってほしかった。

ナオト・インティライミこと中村直人。

柏レイソルの下部組織にも在籍経験があり、フットサル界の名選手達とも交友が深い。 
第1試合終了後、MIFA.FCとして登場したエキシビジョンマッチでもお客さんではないパフォーマンスを披露し、彼を目当てに会場に訪れた女性ファンの黄色い声援を大いに集めた。

第2試合終了後、普段は見ない客層で埋まった代々木体育館の観客が待ち望んだこの人のライブ。 
薄っぺらくフットボールアンド・ラブアンドピース、なんてことを喋ろうものならペットボトルでも投げ込んでやろうかと、口元を歪めて目をギラつかせた。

今年のFリーグの公式アンセムである『Brave』を歌いあげた後、彼は明るく朗らかに黄色い声援と、斜に構えるフットサルファンにストレートな声を届けた。

『Jリーグは知ってるけど、Fリーグは知らない。こんなに面白くて熱くなれるフットサルを一般の人が知らないのは悔しいですよね』

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