2015.03.14 Sat

Written by EDGE編集部

全国大会

大阪を退団する松宮「現役続行するかどうかは、まだわからない」

写真:本田好伸

「PUMA CUP 2015 第15回全日本フットサル選手権大会」の準々決勝、プレーオフでファイナルラウンドに進んだシュライカー大阪は、デウソン神戸との“関西ダービー”に臨んだ。3点を先取される苦しい展開の中、パワープレーから1点差まで追い上げたが、2−3でタイムアップ。試合後、大阪からの退団が発表されていた松宮充義が今後について口を開いた。
(文・北健一郎/futsalEDGE編集長)

 オレンジ軍団に数々のタイトルをもたらした男が、現役続行か引退かで揺れている。

 3月9日にシュライカー大阪から退団することが発表された松宮充義は、デウソン神戸とのプーマカップ準々決勝に敗れた試合後、インタビューに応じた。

「この後のことはまだ決まっていません。プレーヤーとしてやるかどうかも、じっくりと考えたい。個人的にやりたいこともあるので、どうなるかわからないというのが正直な気持ちです」

 スピードに乗ったドリブル突破、ゴール前での決定力に加えて、戦術遂行力も高く、大阪では長年中心選手として起用されてきた。2008年、2009年のオーシャンアリーナカップ優勝、2009年、2011年のプーマカップ優勝というタイトル獲得の立役者だ。

 日本有数の実力者には関東のクラブなどから接触があったが、本人が明かしたように現役続行するかどうかもまだ決まっていない現状で返事はできないと、すでに断りを入れたという。

「僕のことを高く評価してくれるクラブがあるのは本当に光栄なこと。もしも現役続行するなら、モチベーションをしっかり保って、自分を追い込める自信もある。自分の中でまだまだできるという気持ちはあるし、肉体的にも衰えを感じるところはない。だけど、中途半端な気持ちではやりたくないんです」

 セカンドキャリアを見据える一方で、「このまま終わっていいのか」という気持ちもある。怪我の影響や、チームの方針もあって、シーズン終盤は完全に構想外となって、プレーオフも帯同メンバーから外れた。不完全燃焼だったからこそ、ピッチへの思いはくすぶっている。

「もしかしたら、Fリーグ開幕の5月までには決まらないかもしれないけど、どちらにせよ、しっかりと考えてから結論を出したい」

 切れ味鋭いドリブルがFのピッチでまた見られるのか、それとも、この日が松宮のフットサル選手としてのラストになるのか……。それはまだわからない。

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