2015.01.31 Sat

Written by EDGE編集部

コラム

「futsalEDGE」の所信表明 フットサルには「メディアの力」が必要だ

 フットサルに必要なのは「メディア」なのではないか。見に行ったお客さんが改めて試合を振り返ることができて、見に行っていない人が次の試合を行ってみようという橋渡しになるーー。そんな「メディア」が必要なんじゃないか。

 仲の良い監督や選手にこんなアイデアを相談したところ、全員がこのことに共感してくれた。「やってほしい」「楽しみにしているから」と言ってもらえた。「やるしかない」。決意は固まった。とはいえ、自分だけが頑張っても無理があるし、何よりも、長く続けることはできないだろう。それでは期待してくれた人を裏切ることになってしまう。

 どうするべきなのか。

 イメージとして浮かんだのが「Yahoo!」だった。言わずとしれた、日本最大のポータルサイトだ。Yahoo!の1日のアクセス数は約2億ページビューと言われる。だが、実はYahoo!は自分たちではコンテンツをほとんど生み出していない。契約している新聞や雑誌などのニュースサイトから記事を集めて、それを掲載することによって、莫大なアクセス数を生み出しているのだ。「何か面白いニュースがないかな」と思ったら、とりあえずYahoo!を開くというのは僕だけじゃないはずだ。

 これをフットサルに当てはめれば、大きく可能性が広がる。フットサルには唯一のフットサル専門誌「フットサルナビ」、Fリーグから地域リーグまで幅広くカバーしている「フットサルピクス」、フットサルをカルチャー的な側面から伝えている「ROOTS」など、独自の切り口と情熱を持って活動しているメディアがいくつもある。そうしたメディアとタッグを組めれば、幅広いカテゴリーの、質の高い情報を届けることができる。個々で存在していたメディアが「チーム」になるようなイメージだ。

 「Yahoo!」と違うところは、自分たちでも積極的にコンテンツを生み出していくことだ。特に、個人的にフットサルメディアに足りないと思っている、マッチレポート、試合後の監督・選手コメントなどは重点的に取り上げていきたい。アジア王者になりながら注目度が高いとは言えなかった日本代表についても、できるだけフォローしていくつもりだ。フットサルの奥深い戦術を掘り下げることもやりたいし、選手たちのキャラクターがわかるような企画もやりたい。

 フットサルは面白い。間違いなく、面白い。だけど、それがちゃんと届いていない。届けることさえできれば、フットサルは絶対に大きくなる。そんな志を持って、「futsalEDGE」はスタートします。

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