2020.08.26 Wed

Written by EDGE編集部

コラム

【大学フットサル名鑑】 Vol.18 神戸大学フットサル部 FORCA×Guerreilla

関西のインカレ常連チームの神戸大学Forca Guerreilla。学生主体という今までの伝統を変え、新たに外部より監督をチームに招き入れ、革新を目指す。現在の活動や、監督が入って変わったことを中心に伺った。

編集部:本日はよろしくお願いします!まず簡単に自己紹介をお願いします。

薬師寺:副キャプテンの薬師寺諒(3回生)です。今まではキャプテンが学生の監督としてチームを率いていたのですが、昨シーズンから外部の梶本さんを呼んで監督をやっていただいています。
今は山上をキャプテンにして競技面を見させて、僕が副キャプテンで組織面を見ています。副キャプテンの仕事としては、部員全員に役職があるのでそれを管理するのと、組織面のミーティングを開催するのが主な仕事になります。

役職について説明すると、部署が総務部、総理部、運営部、広報部、企画部の5つがあり、新入生も夏前にはこの中の部署に所属し役職がつきます。
この5つ以外にも、キャプテンを中心に有志でおこなっているスカウティングなどを仕事にする強化部があります。

山 上:今シーズンからキャプテンをやっている山上遼太郎(3回生)です。キャプテンの役割としてはプレー面を主に担当しています。ゲームキャプテン、チームの基準を決めるミーティングの開催、今は特にスカウティングに力を入れています。

左:薬師寺さん  右:山上さん

編集部:お二人のフットサルとの出会いを教えてください。

山 上:高校ではやらなかったのですが、小学校、中学校の時に少しフットサルもやっていました。所属していたチームが梅雨の時期などグラウンドが使えない時に体育館でフットサルをやるチームで、フットサルの大会やU15全日本選手権にも出ていました。大学に入ってサークルやろうかなと思って、サークルの体験には行ったのですが合わず、真剣にやりたいと思ったので、部活を選ぶようになりました。ただ芝でやりたかったこともあり、練習が土と聞いていたサッカー部には入ろうとは思わなかったですね。小、中と少しやっていたくらいでしたが、その時の楽しさがあって、フットサルに興味があり、体験してみたらよかったので入りました。フットサルの魅力はコートが狭く、人数も少ないので攻守の切り替えが激しいのが魅力ですね。

薬師寺:僕は、中高一貫校に入学して、サッカーを始めて、高校2年の冬で引退しました。そのあと、浪人もして2年間部活動からも離れていたので、元々部活は考えてはいませんでしたが、サークルなど体験していろんな雰囲気を知る中で、部活がいいと思い、フットサル部がゴレイロを勧誘していて、すごく推されたので入りました。自分としては今まで試合にあまり出ることがなかったので、このチームはサテライトもあり、サテライトも大会に出られる環境でしたので、そこにも魅力を感じました。

編集部:この魅力って、なかなかプレーしないとわかりませんよね。

編集部:チームには他にも幹部はいますか?強化部はどのようなことをやるのでしょうか?

山 上:各学年の代表、役職の代表、マネージャー代表の9人が幹部としています。幹部の仕事は各部で決めたことなどを最終的に幹部で決めます。
強化部はスカウティングを先導して行います。プレーの基準、戦術、チーム選抜、カテゴリーを決めたりします。
監督がいない時は、強化部からメニューを提案したり、試合が被ってしまった時などは、監督としてチームを率いることもあります。

編集部:なぜ外部監督をおこうと思ったのですか?

山 上:去年のキャプテンが中心になって決めたことですが、勝つことを念頭に置いた時に学生だけでは戦術面、プレーの幅など限界を感じたのが理由です。学生主体を結構念頭に置いてやっていたので、監督を呼ぶことに対して反対意見もありました。その中で監督自身が神戸大のOBということで上手くまとまりました。チームのことをわかっていますし、堅くなく話しやすいので梶本さんでよかったです。

編集部:監督が来て変わりましたか?

薬師寺:梶本さんの顔の広さで、レベルの高いチームを相手に練習試合ができるようになりました。今まではプレー、戦術もざっくりでしたが、より細かくルール付けができるようになりました。選手もプレーモデルができたことによって、やるべき事が明確になりプレーをしやすくなったと思います。

編集部:プレーモデルがあるんですね!

薬師寺:今年はまだ製作中ですね。昨年で言うと、堅守速攻。前進させないために前プレでやっています。堅守と言っても守りをハーフでやるわけではなく、前からのプレスです。前進させずに奪ってすぐゴールまで行く。素早く前進をルールにしてやっています。システムは3-1です。

編集部:これから固まっていく感じですね!

編集部:現在の部員数は何人ですか?

山 上:今はプレイヤーが34人とマネージャーが2人の36人で活動しています。マネージャーが今4年生しかいなく、下がいないので心配ですね。今年は新歓もできていないので頑張らないといけませんね。

編集部:チーム活動を教えてもらえますか?

薬師寺:練習は火、木、土、日の週4回です。2カテゴリー活動しているので、火、木は17時〜20時、20時〜22時と練習しています。土、日は練習もしくは試合が入ります。場所は大学の体育館と外部のコートを使用しています。普段はトップとサテライトの2チームだから大丈夫なのですが、新入生が入ったりして多い時はA、B、Cと3チームになる事があります。1カテゴリー約2時間の練習になるので、学校の体育館だけだと難しく、外部のコートを使ったりもします。

編集部:監督は毎回練習に来てくれるのですか?

薬師寺:去年は、ほぼ毎回来てくれていました。熱意がないとできないと思うので本当にありがたいです。

編集部:年間スケジュールを教えていただけますか?

薬師寺:リーグは全部で4つ参加していて、トップが社会人関西2部、関西学生リーグ1部、サテライトは昨年降格してしまったので今年から社会人兵庫県2部と今年から始まるサテライトリーグです。他にはインカレ、全日、神戸カップですね。

編集部:トップとサテライトはどのように決めるのですか?

山 上:基本的には梶本さんが決めているのですが、去年はトップ担当とサテライト担当の強化部同士で調子の良い選手の話をして、梶本さんに相談して決めることもありました。あとは、定期的にあるわけではないのですが、交流戦をやったりもします。

編集部:トップとサテライトと選手が多いですが、チームの中で頼れる選手・No.1の選手について紹介してください!

薬師寺:長谷大地くん(4年生 PIVO No.11)です。今デウソン神戸でもプレーしていて、投げたら収めてくれますし、一人で打開できる力があります。チームのモチベーターでもあって、盛り上げてくれるし、いい意味でうるさいですね。デウソン神戸には去年から特別指定選手で行っています。

山 上:岡村拓海くん(4年生 FIXO No.3)です。昨年の代表で、すごい頼りになるというか、しっかりしています。プレーも安定していて、体も強く、相手のPIVOに負けたりしないので、プレー面でも頼りになる守備力の高い選手です。彼もデウソン神戸でプレーしています。

編集部:今後の神戸大を支えていく、期待の選手はいますか?

薬師寺:樋口岳(3年生 No.7)です。めちゃくちゃうまいです。デカくて、フィジカルが強いわけではないのですが、体の使い方がすごく上手いです。視野がチームで一番広く、誰も見ていないような場所にパスを出せますし、精度の高い、力強いシュートも打てて、ドリブルもできるポテンシャルの高い選手です。長谷くん、岡村くんはチームのモチベーターで、プレーでチームを引っ張っていくタイプですが、彼はフットサルを楽しんでいる感じですね。

編集部:最後になりますが、神戸大フットサル部の紹介をお願いします!

薬師寺:僕たちは日本一というのを目標にしていて、それを目指せるすごく恵まれた環境でフットサルができています。推薦がない分、人数はいるけど選手層は厚くないと思います。それをチーム全体でカバーして、一体感持って戦うチームです。雰囲気も良く上を目指せるので、日本一目指してやっていきましょう!
また、今年のスローガンもできました。それは「F×G First」です。チームが悪い時こそ、選手1人1人がチームのためにどれだけ行動できるか。「チームのために」行動できる組織でありたいという気持ちから、「F×G First」をスローガンにしました。F×Gの結果は全個人の結果に等しい。F×Gの一部、一員、1番の戦士として。マインドはfor自分からforF×Gへ。この言葉を胸に今年は頑張っていきたいと思います。

編集部:ありがとうございました!これからも頑張ってください!!

【編集後記】
チームに強化部があるという部分や、卒業生を監督として招き、見事な融合で成長するチームである。自分たちを客観視し、今年のスローガンも見事でした。彼らの熱意が伝わるインタビューでした!

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