2020.06.07 Sun

Written by EDGE編集部

コラム

【大学フットサル名鑑】 Vol.12 東海学園大学フットサル部jungeblatter

編集部:本日はよろしくお願いします。まずは、お二人の自己紹介からお願いできますか?

左:丸山さん   右:花岡さん

丸 山:お願いします。僕は、今年から代表をしています。2年生での代表はあまりありませんが、前代表の推しもあって引き受けることになりました。

花 岡:現在4年生で昨年の代表をしていました花岡です。代替わりの時に、丸山くんをゴリ推しして、彼に引き継いでもらいました。

編集部:どうして、花岡さんは丸山さんを推薦したのですか?

花 岡:実は、丸山が体験しに来たときに、僕は彼に、ぜひ参加してほしい!!と強く思い、結構強引にプッシュして、入ってもらいました。昨年も彼はチーム内でも活躍してくれたので、このチームを任せるのは丸山しかいないと思っていました。丸山はフットサルをやったことがあると聞いていたし、過去にはキャプテンをやっていたと聞いたので。またプレースタイル的にも落ち着いたプレーをするので、こういう人柄の方が代表に適任だと思えて推薦しました。

編集部:丸山さんはこれまでフットサルをやっていたのですか?

丸 山:これまでフットサルをやっていたって言うわけではないんですけれども(笑)サッカーの練習の一環として体育館でボールを蹴っていたと言うことがありました。

編集部:そういうことですね。チームに他に役職はありますか?

花 岡:去年までは、チームには監督、キャプテン、代表といました。昨年の代表の仕事としては、練習試合のスケジュールを組んだり、リーグへの申請や代表者会議などを担当していました。またキャプテンは、ゲームキャプテンとして動いていました。今年に関しては監督がいない形になり、キャプテン/代表を兼任していく形になります。部費管理などはいますが、基本的にはキャプテンに一任する形になります。

編集部:そうなんですね。結構責任重大な感じですね。東海学園は、体育会として活動していると思いますが、現在何名くらいが所属していますか?

丸 山:今は全体で23名ですね。4年生も引退せずにプレーしてもらっています。

花 岡:本来なら、インカレで今年は引退しようと話をしていたのですが、大会自体がなくなってしまったので、いつ引退するかは、4年生全体で話し合っています。

編集部:インカレは結構ダメージありましたね。部活動の練習頻度はどれくらいですか?

丸 山:昨年までは月・火・木だったのですが、今年からは水・金になる予定です。

花 岡:昨年は部員が全体で40名くらいいたので、この人数だと、練習を一緒にやるのは難しい状態だったため、A、Bと分けて行っていました。月曜日にBチーム、木曜日にAチームがトレーニング、そして火曜日にA、B合同といった形で練習をしていたのですが、昨年の4年生が多くいたのですが、現在は23名の規模になったので、練習日数を水曜、金曜で様子を見て必要であれば月曜日にもトレーニングをすることで調整しようとチームで話しています。結果として、プレーの頻度としてはそこまで変わらないようにしています。

編集部:週末は基本的には試合や練習試合ですか?

花 岡:昨年は練習試合の調整は僕が行っていました。公式戦は、愛知県社会人リーグと東海学生リーグ、他には全日本選手権と、大学選手権も参加していたので月にある月と全くない時とのバランスが難しかったです。できるだけ試合をやらない週を作らないようにスケジュールを組んでいました。

編集部:なかなか試合は多そうですね。

花 岡:愛知県社会人フットサルリーグでは昨年3部リーグを優勝して今年から県2部に3年ぶりに戻ることができました。東海学生リーグには、昨年から参加し、僕たちはまだまだ新米です。この学生リーグは、東海エリアの8チームの大学が参加して行っています。

編集部:昨年から学生リーグに参戦したんですね。昨年は40名規模とのことでしたが、Bチームは何かリーグに参加していましたか?

花 岡:Bチームの選手たちの試合に関しては昨年かなり議論しました。東海学生リーグに参加しようと提案したのは僕で、この狙いというのはやはり年間を通してのBチームの試合数が少なかったので、この学生リーグを通してチームのレベルを上げていきたいと思っていました。ただAチームから東海学生リーグでも戦いたいと言う意見が強く、結果として東海学生リーグも愛知県リーグのほうも主力メンバーで戦うことになりました。

編集部:今年はどうやっていく予定ですか?

丸 山:1年生の人数によって変えていこうと思っています。入る人数は毎年、全然読めなくて、僕の代は、3名しかいないのですが、今の3年生は10人を超えています。

花 岡:今の3年生は、最初は20人くらいいました。実は、うちは体験入学には、毎年40名前後の選手が来てくれます。というのも、僕らの年代と一つ下の年代はサッカー部に一般入部できませんでした。僕もサッカー部に入ろうと思って入学したんですけど、入学後に入れないと言うのを知って、今はフットサル部に所属しています。もしかしたら、その影響で今の3,4年生は人数が多かったのかと思います。

編集部:それでも昨年も40名の体験入学はすごいと思いますよ。

花 岡:たくさん来てくれるんですけど、練習時間が遅いからと言われることもありましたが、練習時間は、4時半から6時半を基本にしています。東海学園には女子フットサルチームもあって、彼女たちと前後半分けて行っています。

編集部:女子フットサルチームもあるんですね。

花 岡:2年前は経験者が多かったのもあり、かなり強かったです!愛知県で優勝してましたね。昨年は15人も部員が入ったので、僕らも女子チームに負けないように部員を集めたいと思っています。

編集部:遠征はしていますか?

花 岡:がっつりした合宿とか、遠征には行っていません。東海学生リーグが静岡とか三重にも行かないといけないので、そういったものがプチ遠征みたいな感じですね。また選抜活動しているメンバーも多いのもあるかもしれません。

編集部:代替えの時に決起会で遠征にいくなど、他大学でありましたよ!

花 岡:あー、やっておけばよかったです!部活動だからか同学年での仲はいいのですが、上下学年との繋がりが薄くて、また試合に出るメンバーで固まってしまうことがよくありました。遠征や合宿でチーム力を深めるのもいい案かもしれません。

フットサルの魅力

編集部:大学からフットサルと出会う人が多いと思いますが、フットサルの魅力はなんですか?

花 岡: 僕は、そもそも高校までもサッカーをやっていて、大学でもサッカー部に入ろうと思っていたんですが、結果として入れず、編入も考えていました。推薦してくれる大学もあったのですが、大学サッカーではなくて社会人サッカーをやりながらフットサルをやるのもいいことと思うようになりました。また大学で教員免許も取れるので、この大学で、この先、別の道も広がるんじゃないかと思って両立を考えました。社会人サッカーの練習が週2日あり、フットサル部の練習が週に2、3回あるので、個人的には週に5.6日と練習が組めるようになりました。また、ネイマールやロナウジーニョといった選手もフットサルを取り入れていたと聞いていたので、この年代からフットサルがサッカーに結びつくこともあると思い、両立していこうと言う考えに至りました。

編集部:実際にやってみてどうでしたか?

花 岡:フットサルをやって細かいドリブルなど、狭い局面の打開をできるようになりました。その結果、サッカーにでも同じような状況で抜けるようになったと最近は身をもって感じています。

編集部:フットサルに対して抵抗はありましたか?

花 岡:特にありませんでしたね。僕は魅せるプレーができないんですが、スピードも展開も早いのは魅力だと思います。学生リーグだと切り替えが早くて、どのチームもカウンターを狙ってきます。そういったスピーディーな展開に加えて、残り10秒でも逆転できることもフットサルは魅力的ですね。ほんとにワンプレーで変わっていくのがフットサルだと思います。

編集部:そうですね。最後までわからないのはフットサルの醍醐味ですね!

花 岡:正直、僕は残り5秒でボールを失って、チームが逆転負けするプレーをしてしまうことが多いです。基本的にはFIXOをやっているのですが、終了間際で引き分けだとどうしても攻撃したくなります。引き分けも負けも同じだ!それよりも勝ちたい!と思ってしまいますね。結果、最後に攻撃してボールを失ってチームの負けの原因になることもよくありました。笑

編集部:丸山さんは今回花岡くんに引っ張られてフットサルを始めたと思うんですが始めてみてどうでしたか?

丸 山:入る前はサッカーと似ているものと思っていましたが、いざ入ってみると当時の4年生がすごいうまかった上に、チームが戦術に拘っている部分もあったので、全然思っていたのと違いました。でも、その違いにすごく魅力を感じました。

編集部:丸山さんが好きな戦術というのはありますか?

丸 山:当時は1年のときからクアトロセットのほうに入れられて、でも初心者でしたので、クアトロセットを全く理解していませんでした。好きな戦術というか、当時は何もわからない中でもクアトロセットで狙った攻撃でハマった時は最高に気持ちよかったですね!

編集部:チームは2セットで違うスタイルですか?

丸 山:クアトロセットと3-1セットの2つになります。花岡さんは3-1のセットの方に入っています。

花 岡:僕は180cmはあって身体もわりと大きいのですが、まだまだ身体の使い方が上手くいきません。チームではPIVOに入っても、後ろに落ちてFIXOになってしまうことが多いです。結果として3-1セットのFIXOをやっている感じですね。

編集部:A,Bやセット間での選手の入れ替えはありましたか?

花 岡:決まったタイミングでの入れ替えはありませんでした。普段の練習から監督や僕が話をして、入れ替えたりしていました。大会終わりやリーグ戦終わりなどに、話をして入れ替えたり入れ替えなかったりしていましたね。A,Bの差が結構あって、なかなか入れ替えることができなかったのは昨年の反省でもあります。

丸 山:今年はもう少し入れ替えて、Bチームの選手にもチャンスを与えられるようにしていきたいですね。

花 岡:週の間に紅白戦もあるので、ここでBの選手はアピールしてもらえればと思っています。

編集部:Bチームのモチベーションは一つ鍵になりますね。

花 岡:そうですね。もう少し試合に出られたらよかったなとは思います。

編集部:今のチームの課題はどういった部分になりそうですか?

丸 山:昨年と比べるとレベルが圧倒的に落ちるところだと思います。昨年は個人をベースに戦っていたんですけれど、今年は個人の力が昨年より劣るので、チームの規律をつけ、チーム力で戦えればなと思っています。また県リーグでは、先輩からの伝統を守るために今年は県2部から落ちないようにしていきたいです。

編集部:1番の目標はどこですか?

丸 山:基本は学生選手権ですね。今年はなくなってしまいましたが、去年は1点差で負けてしまって、あと1つ踏ん張れないことがありました。

花 岡:今年のリアルな目標でいくと、愛知県2部リーグの残留です。2部と3部の差は結構あるので、チームレベルを上げるためにも、ここで踏ん張りたいです。
目標とはちょっと違いますが、個人的に部活に入った理由の一つに「楽しさ」があります。部活動という活動は大学生までで、学生の思い出をみんなで作りたい思いがあります。だからこそ、学生ならではの、楽しさというか、青春っていうのは一生懸命することが大事になると思っています。そういった思い出を作るのも一つの目標?です。

編集部:東海学園らしさってどういったものになりますか?

花 岡:東海地域の中で、よく言われるんですが、「勢い」だと思います。2、3点取るとそのまま勢いに乗っていけるようなチームが、東海学園です。2点さでも、勢いに乗れば逆転も多かったのが昨年の特徴でもありました。しかし、逆に失点すると失速してしまうっていうのもありますが、僕ららしさだと思います。

編集部:ここからは、選手についても伺いたいのですが、チームのNo.1選手は誰ですか?

丸 山:今4年生の金田悠くん(No.14)ですかね。物凄い上手い選手というわけではないのですが、この人がチームの「勢いの源」です!フィジカルが強くて、チームを盛り上げてくれます。新チームの1試合目でも、チームが劣勢の時に、ゴールで流れを変えてくれたりするタイプです。

花 岡:彼は、いつだって全力でやってくれるMr.全力です!120%で戦える選手で、前半からロケットスタート!といった選手です。前線からプレスもかけてくれて、それが結構迫力があって、そこからボール奪取できることが多いです。実際紅白戦をしても、彼のプレスは嫌ですね。かわせても結構しつこく追ってくるんですよね。相手としては本当に嫌ですね。またフィジカル強いのもあって恐ろしいPIVOです。

編集部:チームを引っ張ってくれそうですね。次に、将来有望選手は?

花 岡:それは、この丸山ですね。普段の生活面からも、クールで、試合でも表情は変わらない感じです。周りの選手を見て考えていたり、相手の癖を分析したり、と結構知的なタイプです。発言も的確で、結構チームの中でも中心的存在でした。キャプテンを彼に推薦した理由も、ゲーム後のミーティングなんかでも、相手が先輩であっても意見を言える部分もあって、そういったシーンを見て彼がキャプテンに適任だと思って推薦しました。ただ、もっと成長するためには、もう少し表情を出して欲しいと思います。例えばもっと喜びとかも出して欲しいとは思います。プレー面で言えば、勝負するシーンなんかでも、消極的になってしまうから、チャレンジして欲しいと思いますね。完全に僕とは真逆の性格ですが、もう少しチャレンジできればいいかなと感じています。

編集部:丸山くんには期待しています!!新入生に向けて最後にアピールをお願いします!

丸 山:今年はまだ練習もできていないし、今後もどうなるのか分かりませんが、1年生の皆さんには、練習に参加して、このフットサルの魅力、楽しさを体験して欲しいと思っています。大学からの新しいチャレンジとしてもぜひ来て欲しいです。

花 岡:昨シーズンは、上嶋監督もいて、チームのレベルも上がってきました。ここからより成績も出てくると思います。今年は、地に足つけて”残留”が目標ですが、その目標に向けて一緒に頑張りたい選手には是非とも来て欲しいです。

丸 山:今年は監督がいない分、いろんな選手の意見を取り入れて、学生主体になっていくと思います。キャプテンそして代表として、その意見をまとめ、チームを作っていきたいと思っています。本当は、インカレを目標にしていたので、花岡さんの世代に残って欲しいとお願いしていたのですが、そのインカレもなくなってしまいましたが、まずは監督がいないなかでも、自分たちで考えて、学び、2、3年生のレベルアップをしていきたいです。今年はできませんが、自分がこの大学で、このチームで全国にいきたいです。

花 岡:僕らもインカレ目標でしたが、丸山はまだ2年生で先もあるので、その目標に向けて責任を持って頑張って欲しいです。

編集部:ありがとうございました!

[編集後記]
東海エリア最初の取材となった、東海学園jungeblatter。書き切れないほどの多くのことを話してくれた。東海エリアも負けていない。jungeblatterは、2年生代表の元、どう進化していくのか。彼らの「変革」に期待したい。

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