2020.05.01 Fri

Written by EDGE編集部

コラム

【大学フットサル名鑑】Vol.3 立教大Diavolo S.P.F.C

多くのフットサル同好会がある中、部活動同然の活動をしている立教大学Diavolo S.P.F.C。社会人チームとも共存する類を見ないチーム組織の実態を解き明かす!

フットサル同好会の中でも歴史のある立教大学Diavolo S.P.F.Cはその歴史から社会人チームも存在する同好会の中でも特別な組織を持ったチームである。今回は、学生チーム・キャプテンの田村僚太(No.19)さん(3年生)に話を伺った。

編集部:こんにちは。本日はお願いします。社会人チームと共存しているDiavoloですが、普段の活動から教えてください。

田 村:僕は、学生チームのキャプテンとして動いています。社会人チームには別にキャプテンがいて、社会人チームは現在東京都リーグ2部で戦っています。学生メンバーも東京都2部リーグに社会人チームと一緒に参加もしている団体です。

編集部:チーム体制はどんな感じで行っていますか?

田 村:学生チームでは、僕がキャプテンをしていて他には、副キャプテンに、山崎望(No.34)と鈴木大雅(No.96)の3名でまとめています。普段のトレーニングも、僕がメニュー考えてトレーニングをしています。うちのチームは他のフットサルチームとは違って社会人チームもあって社会人チームと合同練習を行ったり、色々とアドバイスをもらえる環境が整っています。その点で言えば、トレーニングメニューの組み立てなんかも、他チームと比べると簡単な方かもしれません。

右:田村僚太(3年生)

編集部:経験ある社会人選手との交流があるのは、一つメリットになりますね。社会人との触れ合いからフットサル以外の多くのことを学ぶことができそうですね!!

田 村:水曜日には学生のみの練習を夕方にして、木曜日には社会人と合同で夜にトレーニング、週末には練習試合や試合があって、1週間に3,4日プレーしている感じです。木曜日の合同トレーニングは社会人チームの方にメニューを作ってもらっています。学生チームは、1年生が今いない中現在、11人とマネージャー6人の体制で行っています。

編集部:新歓活動できないのは、今のタイミングだと難しいですよね。

田 村:現在は、できることとして、新歓むけ資料を作成したり、ZOOM、OpenChatを利用して、新入生に向けての活動を行っています。本来ならキャンパスでやりたいですが、この状況なので…SNSだけだと本当の雰囲気が伝わらないのが難しいですね。

編集部:現在11名ですと、新入生欲しいですね。

田 村:そうですね。うちは知名度が低くて、立教の中でもあまり有名ではありません。競技系フットサルの中だと、結構他大学にも知られていたりするのですが、学内だとあまり高くないので、頑張りたいですね。

編集部:立教フットサルというと他にも結構出てきますよね。

田 村:現在立教には、合計5チームくらいのフットサルサークルがあります。Diavoloも結構歴史があるのですが、他のチームと違って社会人もあるなど競技にかなり特化しているのが特徴だと思います。

編集部:リーグ順位だけ見ると、Diavoloが上位ですよね。

田 村:人数は少ないのですが、順位だけは僕たちの強みです。でも個人能力が強いチームではないので、本当にチームとしての連携などを大切にしています。人数が少ない分トレーニングメニューも組みやすいし、お互いをよく知れたり、選手全員を見ることができるのも少人数でやっているうちのいいところだと思います。

編集部:歴史があるという話がありましたが、創設は何年ですか?

田 村:2000年から活動しています。きっとフットサル団体の中では長い方だと思っています。カレッジリーグなんかにも当初から参加しているので。

編集部:そんなに歴史があるのですね!チームの中で部活にしようという動きはありますか?

田 村:部活化は、多分うちもできるかもしれないのですが、社会人チームとの共存などあるので、正直、部活化はあまり考えてません。

編集部:そういう意味では今の形が活動しやすそうですね。現在、社会人との共存ですが、年間の目標やスケジュールも教えてもらえますか?

田 村:学生チームに関しては、FFCカレッジリーグで今1部にいます。昨年は、なんとか残留できたので、上を目指したいです。ただ、昨シーズンはプレーオフがコロナの影響で消化できず、特例で1部にチームが増えました。よって、今年は1部を2リーグ制で行って優勝を決めていくので、頑張って優勝目指していきたいです。あとは、社会人と一緒に、東京都リーグや、選手権にも参加しています。

編集部:社会人の大会とリーグと聞くと結構忙しそうですね。社会人とも大会に出るとのことですが、戦術などは行っていますか?

田 村:システムは、3-1とクアトロのセットでやっています。昨年のスタートは負けが続き、守備面での強化をしていきました。守備が落ち着いてからは、ポゼッションして相手陣地で攻め込むようになりました。リーグ後半からは、勝利も続くようになりチームに落ち着きが出始めました。そこからは、クアトロだと、裏抜けだったり、エントラで真ん中のスペースから2枚で崩すようなアイディアも出てきました。
社会人チームのクアトロをそのまま落として学生チームではやっています。ただ、社会人リーグと学生リーグだと相手も違うので、各試合の前の週には2、3個決まり事を決めて次の相手に向けてチーム作りをしていました。

編集部:かなり深いところまでやってそうですね。

田 村:映像も使って行っています。1番の強みは社会人チームだと思っています。社会人の方々も学生チームに対して優しく接してくれるし、いい意味で気を遣う関係でもないので本当に力になっています。週末には一緒に戦うので、練習も統一してできる面がうちの特徴です。

編集部:ちなみに、どんな練習か気になります!

田 村:僕は、よくポゼッションをやります。ポゼッションでは、切り替えのところも大切にしたいので、3人3グループでやります。セカンドボールの回収も拘ってやりたいので、ボールアウトしたときは、マネージャーから配給されます。他にも同色へパスするときはワンタッチ、違う色の時はフリータッチという制限にすることで、守備チームも攻撃側がコントロールした時に、同色へのパスコースがなくなるので、考えてアプローチできると思って、このメニューは結構やっています。日によって、条件を変えたりもしていますが、これが多いですね。
他にはすぐに個人能力が上がるわけではないので、映像を見て、問題提起して、できるだけリアルなシチュエーションでやることが多いです。サインプレーとかチーム力であればお互いが理解すればすぐにでも上がる能力だと思うので、結構取り組んでいます。
個人能力はあまり高くないチームと思っているので、うちはチーム力、戦術、約束事、守備の強度で戦っています。今年は結構いいチームになると思うので、リーグが楽しみです。

編集部:チーム力という部分で、マネージャーの活動も教えてください!結構マネージャー希望の方は、ここら辺も気になると思います。

田 村:基本は水汲みなどをやってくれていますが、練習の時のボール配給や試合中にはスコア、シュート本数、セグンドにどれだけいけているかをカウントしてくれています。みんな結構積極的に取り組んでくれていてチームとしてもとても助かっています。都リーグの方も一緒に来てくれてスコアもつけてくれるので、大事なチームの一員です。

チームを支えるマネージャー

編集部:本当にチーム一丸!という感じですね。マネージャー人気のある選手を紹介してください!

田 村:伊藤峻志(No.2)ですね。彼は、あんまり気取ってなくてクールな感じが人気なのかな。うちのチームの中で、彼は磨けばイケメン!というのもあると思います。笑 原石として人気です!髪型とかしっかりしたら、イケメンなのになーって。笑 

伊藤峻志(3年生)

編集部:チームの頼れるエースは誰ですか?

田 村:ゴールだけ見ると僕が一番決めているけどなー(笑)No.1と言われるとマネージャー人気の伊藤くんですかね。まず前プレの時の守備センスがいいです。取り所もわかっていて、インターセプト、読みがすごくいいです。周りもよく見えているし、状況により選択肢のキャンセルもできる。技術面で言うと基礎能力がとても高いです。特にドリブルとか、華麗なプレーなどをする派手な選手ではないのですが、チームとしては、助かるエースです。いつでもいいところにいるので、チームとしても彼がいることでやりやすい部分があります。でそれでもゴールは僕が一番決めてるんですけどね!!(笑) 僕のゴールも彼のおかげです!一緒にやっていてとてもやりやすい選手です。

編集部:伊藤選手、かなりキープレーヤーですね。チーム内での雰囲気などいろいろとあると思いますが、ムードメーカーは?

田 村:2年生の鈴木大雅くん(No.96)ですかね。結構チームが落ち込んでる時とか、僕も結構ふざけるタイプなのですが、僕のノリに乗っかってくれるのが彼です。変にスベったりしても拾ってくれるので助かります(笑)それと、うちのチームでは試合の最後のカウントダウンをしているのですが、他のチームと違っていつの日からか、これをちょっとふざけながらと言うか、一捻り加えてカウントダウンをやるようになりました。学生の試合では鈴木くんがやってくれていて、盛り上げてくれます。

彼は、面白いだけでなくプレー面でも、1年生から都リーグの方にも出て、この1年でフットサルの能力が急成長してきたと感じています。今年から副キャプテンもしていて、時期キャプテン候補かもしれません!

鈴木大雅(2年生)

編集部:チーム中にも個性がありますね!将来に期待です!!DiavoloからはFリーガーも出ていますね!

田 村:伊藤玄さんがうちから出ています。今はF1リーグのYSCC横浜フットサルでプレーしています。今YSCCが個人スポンサーというのをやっていて、チームとして、玄さんのスポンサーをしています。玄さんは、このチームでも別格ですかね。現役のときは全然わからないのですが、今は結構練習を教えにきてくれて、練習に混ざってプレーもしてくれます。今でも仲がいいですね!玄さんが守備のことを教えてくれるのですが、一緒にプレーしていて、玄さんのプレスはやっぱり勉強になります。Fリーグのレベルを教えてくれるので、個人的には嬉しいというか、ありがたいです!

YSCC横浜フットサルで活躍している伊藤玄選手

編集部:トップレベルを肌で感じれるのはいい経験になりますね!今年のスケジュールなどまだまだ未定な部分がありますが、頑張っていきましょう!最後にDiavoloのアピールを!

田 村:まだまだ成長中のチームではあります。大事にしているのは、「チーム一丸!」マネージャー含めて一体感を大切にしていますので、フットサルをしたい選手は練習参加待っています!

[編集後記]
社会人とのチームの共存ができており、自己分析がよくできているとインタビューからは感じた。社会人があることで、指導者がいなくても高度なフットサル戦術の導入ができているのかもしれない。また卒業後も社会人チームでやる選手もいるようで、フットサル選手の補強面においてもシステム化されていると感じた。伊藤玄選手に続く選手が誕生するのを楽しみにしたい。

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