2019.03.13 Wed

Written by EDGE編集部

Fリーグ

苦しみの果てにたどり着いたV11。名古屋オーシャンズはなぜプレーオフで逆転優勝できたのか?

写真:名古屋オーシャンズ

レギュラーシーズン33試合を戦って、28勝5分0敗で勝点89。2位に23もの勝点差をつけて、リーグ1位となった名古屋オーシャンズ。プレーオフ決勝戦は、シュライカー大阪を相手に2試合を戦い、1勝1敗。得点は5-5で並んだが、リーグ戦上位が優勝となる大会規定により、2年連続11度目の優勝となった。
(記事提供:ヒュンメル)

プレーオフで見せた王者の余裕

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リーグの前哨戦「sfida Fリーグオーシャンカップ2018」を制した名古屋オーシャンズは、昨シーズン優勝を取り戻した強さと自信に加え、ペピータ選手と星翔太選手の移籍でグレードアップ。2012−13シーズン以来となる無敗で、勝点も過去最高を記録。昨年ハイスコアを記録した156得点が、今シーズンは172得点、失点も63に抑え、圧倒的な強さで勝利を続けた。

キャプテンの星龍太選手は、「昨シーズンからほとんどメンバーが変わらず、ある程度土台ができているチームに、ペピータ、星翔太といった国を代表するレベルの選手が加わったことで、戦術面に厚みが増しました。さらに若手が成長したことが、リーグ戦1位になれた要因です」と振り返る。

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迎えたプレーオフ1試合目、先制を許した名古屋オーシャンズは、守備を固めてカウンターを狙うシュライカー大阪を崩しきることができなかった。前後半あった第2PKのチャンスをいずれも決められず、43本ものシュートを放ちながらも、GKのビッグセーブやポストに当たるなど、ゴールが遠く、2-3でタイムアップ。

試合後の会見で、ペドロ・コスタ監督は、「よかった点は終わり方が悪くなかったことです。それが明日の試合にも繋がってくると思います」と語った。星キャプテンも「1試合目は負けてしまいましたが、僕たちはプレーオフの2試合を1つの試合と考えていました。前半を2対3で折り返したと思っていたので、そこまでマイナスには考えていませんでした。日曜の試合で勝てば優勝できるという分かりやすい試合だったので、みんなの気持ちはひとつになりやすかったと思います」とシーズンではなかった黒星にも焦る様子はなかったという。

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優勝するには、名古屋オーシャンズには勝利しかなく、シュライカー大阪は引き分け以上となった。この日、先制した名古屋オーシャンズは、後半28分に3-0とリードを広げるが、36分に連続ゴールを許し、3-2に。緊迫した時間が続いた。

キャプテンの星選手が、「プレーオフは特別な緊張感があります。合計80分間、1秒も気が抜けない試合でした。観ている人たちにはとても面白い試合だったと思いますが、プレーしている側は正直追いつかれて相当プレッシャーがありました。苦しかった分、優勝した喜びは格別でした」と話すように、ホームアリーナ・武田テバオーシャンアリーナの大声援に支えられて、タイムアップ。3-2で勝利し、名古屋オーシャンズが2年連続、11度目のリーグ優勝を飾った。

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