2018.05.09 Wed

Written by EDGE編集部

Fリーグ

2020年W杯、その先に向けた若手集中強化プロジェクト--。「Fリーグ選抜」はどんなチームになるのか?

2018-19シーズンからFリーグのディビジョン1に参戦する「Fリーグ選抜」。23歳以下の若手選手が名古屋のオーシャンアリーナで活動し、寮生活をしながら集中的に強化するという新たな試みだ。4月22日に門戸を開くためのセレクションが行われ、26日には15名のメンバーが発表された。Fリーグ選抜はどんな選手を育成し、どんなチームにしていくのか。セレクション開催時にFリーグ選抜の高橋優介監督に聞いた。
(取材・文 舞野隼大)

5年後、10年後というスパンで考えたときに……

 4月22日、Fリーグ選抜が活動の拠点とする武田テバオーシャンアリーナにて、セレクションが開催された。セレクションにはGK3人を含む12人が参加。ウォーミングアップのロンドから始まり、3チームに分かれてのミニゲームが行われた。

 今回のセレクション合格者はエスポラーダ北海道の三浦憂、ペスカドーラ町田アスピランチの漆原玲、名古屋オーシャンズの笠井大輝の3名。26日に発表された15名のメンバーとスタッフの下、Fリーグ選抜は本格的にスタートする。

 セレクション終了後、Fリーグ選抜の監督に就任した高橋優介監督に話を聞いた。

――今日のセレクションを振り返っていただけますか。

高橋「コミュニケーションがとれなかったり、上手くプレーができないのかなと思っていましたけど、ぱっと集まったメンバーのわりには、自分のプレーも含めてチームをまとめてその場で上手くやろうとしている気持ちが出ていたので良かったかなと思います」

――今日のメニューにはどのような狙いがあったのでしょうか。

高橋「体に負荷がかかってきたころに体力テストをして、ある程度の疲労を与えた状態でゲームをやるというのが目的でした。その中で高い強度でなくてはいけない中でプレーする、プレーに関与する回数を高くしようというのは攻守ともに見られたと思うので、良い点というのはあったかなと思って見ていました」

――Fリーグ選抜の選考基準というのは。

高橋「いろいろあります。単純に走れる人というのも面白いですし、スピードがあるとか、ボールを持って1対1が勝負できるとか、そういう面もありますね。あとは全体としてどんな選手がいて、というところも関与しますし、そういったところまでも考慮して見るので、セレクションですごく目立っていたから良いというわけでもないです。あとはリーグを戦っていく上でどんなチームにならなければいけないか、というのもあります。来シーズンだけじゃなくてこの先、もっと先という5年後、10年後というスパンで考えたときに、どんな特徴があって、どんなチームになっていくと海外に行ってももっと張り合っていけるというか、対等になって、特にアジアだったらイランに勝つような形ができるのかというところを目指さなくてはいけないので。そこの大きな軸があってそれに合うような人たちというのは自ずと基準になるのかなと。セレクションには結構そんな選手が多く参加していたんじゃないかなと思いますね」

――Fリーグの世界に飛び込もうとしている若者をどのように評価されますか。

高橋「すごく決意があるというか、選手がそれぞれどういう背景があるのかまではわからないですけど、この1年ということに関しては大きな決意を持ってそれぞれ来られると思います。なのでそれに応えられるように、こちらが応えてあげなければいけないという責任感をすごく感じます」

【Fリーグ選抜メンバー】
監督 高橋優介
トレーナー 新澤陽介
GK
山田正剛(立川府中アスレティックFCサテライト)
坂桂輔(エスポラーダ北海道)
FP
小幡貴一(エスポラーダ北海道)
三浦憂(エスポラーダ北海道)★
三笠貴史(フウガドールすみだバッファローズ)
伊藤圭汰(ペスカドーラ町田アスピランチ)
漆原玲(ペスカドーラ町田アスピランチ)★
新井裕生(アグレミーナ浜松)
瀧澤大将(名古屋オーシャンズサテライト)
北野聖夜(名古屋オーシャンズサテライト)
水谷颯真(名古屋オーシャンズサテライト)
鬼塚祥慶(名古屋オーシャンズサテライト)
笠井大輝(名古屋オーシャンズ)★
齋藤日向(シュライカー大阪)
仁井貴仁(シュライカー大阪)
★……セレクション合格者

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