2018.01.21 Sun

Written by EDGE編集部

Fリーグ

【プレーオフ決勝 第1戦 名古屋×町田】「第2戦も、今日以上のタフなゲームになる」(ペドロ・コスタ監督)

写真:本田好伸

1月20日、プレーオフ決勝の第1戦が駒沢屋内球技場で行われた。レギュラーシーズン1位の名古屋オーシャンズは、2〜5位のチームで争われたプレーオフを勝ち上がってきたペスカドーラ町田に4-2で逆転勝利。10回目の優勝に向けて大きなアドバンテージを手にした。ペドロ・コスタ監督は、試合中に町田の滝田学と言い合いになった場面について説明した。
(取材・文 本田好伸)

町田の選手がすね当てを片方していなかった

名古屋オーシャンズ ペドロ・コスタ

──今日の試合を振り返って。

まず、我々の選手を称えたいです。彼らは本当に、戦う精神を持っていた“サムライ”だと思います。ですがまだ、ここでは終わっていません。本当にこの決勝の舞台で、それにふさわしいゲームを提供できたと思います。ここで気を緩めてはいけません。明日も、今日のような、それに今日以上のタフなゲームになることは確かです。

今日は前半からうちのペースで相手にプレッシャーを与えてペースを作れました。その中で町田の攻撃の狙いを封じられていました。前半はちゃんと、ストロングポイントを消してプレーできていました。でもこれがフットサル、これがスポーツという感じでした。うまくいっていると思っていても、そのタイミングで失点をしてしまいました。とにかく、ゲーム展開としては私たちがやるべきことを前半でも見せていましたが、失点してしまった。そのシーンだけだったというくらい相手を追い込んでいました。

ですから、ハーフタイムでも修正というよりも、私たちのやってきたことが間違っていないと。後半にペースダウンしてしまうのが一番してはいけない状況だったので、指示よりも、やるべきことを信じて後半も入るという、気持ちのメンテナンスをして臨みました。

後半は、より私たちの展開が作れていた中で、流れもこっちにきました。そこからいいタイミングで得点できて、完全にペースをつかんで、主導権を握れました。でも、先ほども言いましたが、ここで終わってはいません。今日の試合の前半から後半のように、気を緩めてはいけない段階です。このタイミングから休んでリセットして、明日の試合のことを考え始めたいと思います。

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──前半のプレーが切れた時に、相手の8番(滝田学)に何か物申すようなことをしていた。それで彼が一度ピッチから外に出て、再びプレーインする時に、何か嘲笑うような顔で指をさしていたが、何があったのか。

誤解してもらいたくないですが、相手がベンチに戻った時に、相手に対して悪い態度で見ていたような印象を持ったのであれば、それは私の目的でも、そういう意図でもなかったので、もしそう見えてしまったのであれば謝罪したいです。

私は、あの状況の中で、レフェリーに対して質問したかった。相手選手は、代表経験も長く、試合のレギュレーションもしっかりとわかって入っている中で、レギュレーション上、着用しないといけない義務がある物を、しっかりとしていなかった。なので、何かそこに意味があったとしても、レギュレーションは守らないといけないのではないかと。レフェリーもその時は別の考えがあり、その場が熱くなり、筋を通すことが難しい状況になり、そういう雰囲気になりました。レフェリーに「あれはどうなんですか?」と問いかけたら、そこに相手選手も入ってきてしまった。

もしそのことで皆さんに迷惑をかけてしまったのであれば、謝りたいです。相手を挑発するとか、そういう意図は何もありませんでした。選手も理解していると思います。彼の状況を把握していない中で、こちらから見てレギュレーション上、すね当てを片方していなかったので、理由があったとしてもしないといけないと思います。決勝という中ですから、そこをレフェリーもシビアに見てほしいと。

例えば、アジアや国際大会ではイエローカードが出ます。それは、選手の意見を聞いた上でとかではなく出るものであると思います。自分たちが気づいたものに関しては、監督として、名古屋のサイドとして、それを聞いてみるべきだと思います。さらに、相手はチームのエースでもあるので、何か意図があるのであればイエローを出すべきです。彼はすでに(プレーオフでイエローカードを)1枚もらっていた。それでもし今回イエローが出た場合は、相手はすごい損をします。私たちは、こちらの立場を踏まえて質問をしました。

名古屋オーシャンズ星龍太

──今日の試合を振り返って。

今日のように、ファイナルは気持ちの戦いだと思っていて、今日出場したメンバー、ベンチに入れていない選手も含めて、相手よりも勝つ気持ちが強かった。それが今日の結果に表れたと思います。明日はアドバンテージがありますが、そこで守りに入るとつけ込まれるので、しっかりと今日のことをいい風に忘れて、改めてファイナルを戦うことが優勝につながると思います。

──今シーズンはリーグ戦でも、昨シーズンのプレーオフでも町田を相手に悔しい思いをしているが、そこへの思いはあるか。

相手が町田に限らず、この舞台は気持ちが大事だと思っていて、そこを持ち上げるというか、今日に向けてアプローチはしました。個人個人モチベーションの上げ方はあると思いますが、今日に懸けて、すべて今日のために、というアプローチをしたので、町田だからということは特にはありません。もちろん、昨シーズン苦い思いをしたのも、今シーズン1勝2敗と負け越したのも町田ですが、そこはフラットに、ファイナルということしか考えていませんでした。

DUARIG Fリーグ 2017/2018プレーオフ
1月13日(土)/駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
14:30 1回戦 ペスカドーラ町田(リーグ戦2位 )3-2シュライカー大阪(リーグ戦5位)
17:30 1回戦 湘南ベルマーレ(リーグ戦3位)2-2フウガドールすみだ(リーグ戦4位)
1月14日(日)/駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
14:30 4位/5位決定戦 シュライカー大阪9-4フウガドールすみだ
17:30 プレーオフ準決勝 ペスカドーラ町田 3-2湘南ベルマーレ
1月20日(土)/駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
16:30 プレーオフ決勝(第1戦) 名古屋オーシャンズ4-2ペスカドーラ町田
1月21日(日)/駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
16:30 プレーオフ決勝(第2戦) 名古屋オーシャンズvs.ペスカドーラ町田

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