2017.12.27 Wed

Written by EDGE編集部

Fリーグ

「府中アスレ」から「立川・府中アスレ」へ。体育館問題に揺れた府中、来シーズンの新たな本拠地が決定!

写真:本田好伸

府中アスレティックFCは12月27日、来シーズンの「ホームタウン」、「ホームアリーナ」、および「チーム呼称・略称」を変更するとクラブHPを通して発表した。今年9月以降、府中市立総合体育館のFリーグ開催を認可しないというFリーグ実行委員会の決定に際して、クラブは代替地を模索。その結果、ホームアリーナを立川市の「アリーナ立川立飛」、チーム名を「立川・府中アスレティックFC」として戦うことになった。
(文 本田好伸)

府中に続く2つ目のホームタウン

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 府中アスレティックFCは12月27日、トップチームの「ホームタウン」、「ホームアリーナ」、「チーム呼称・略称」を、2018年度より下記の通り変更すると、クラブHPを通して発表した。

●ホームタウン
・変更前(~2017年度):東京都府中市
・変更後(2018年度~):東京都府中市、立川市

●ホームアリーナ
・変更前(~2017年度):府中市立総合体育館
・変更後(2018年度~):アリーナ立川立飛

●チーム呼称(略称)
・変更前(~2017年度):府中アスレティックFC(府中)
・変更後(2018年度~):立川・府中アスレティックFC(立川・府中)

 来シーズンからは本拠地に立川市を新たに加え、新しい会場、新しいチーム名で戦うことになる。クラブのこの発表によって、春先に話題を呼んだ「府中体育館問題」がひとまず決着したということだろうか。

 今年4月、府中アスレティックFCは、クラブHPを通して、「9月以降の府中市立総合体育館でのホームゲーム開催がFリーグ実行委員会で非承認となり、代替会場での開催を余儀なくされた」と発表した。

 その背景には、いくつかの要因が関係している。発端は2008年、同体育館が「縦40m×横20m」というFリーグ基準のピッチサイズを満たしていないながらも、府中が“条件付き”で翌シーズン(2009年)の参入を認められたことにある。その条件とは「府中市による体育館改修」であり、クラブとしては府中市から改修の確約を取り付けた上で、リーグ創設から3シーズン目に満を辞して、その舞台に立ったはずだった。

 その後、何年が経っても体育館の改修が実行されないために、府中のFリーグ加盟継続の可否は、Fリーグ実行委員会で何度も審議されてきた。そこで府中は、当時2016年の秋に竣工予定となっていた「武蔵野の森総合スポーツプラザ」をホームとして利用することを条件に、加盟継続の承認を取り付けた。

 しかし、今度は武蔵野の森総合スポーツプラザの完成が大幅に遅れたために、2017シーズンの使用目処が立たず、Fリーグ実行委員会は、これ以上の遅滞を認めることはできないということで、同体育館での開催を非承認とした。

 その結果、府中が今シーズン、同体育館を使用できたのは8月までの2回のみ。以降、7回のホームゲームのうち(6クラブ共同開催はのぞく)、2試合は駒沢で、5試合はバルドラール浦安やフウガドールすみだ、ペスカドーラ町田といった関東圏のチームとの共同開催で会場を“間借り”して乗り切った。

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決して「府中」を離れるわけではない

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