2017.08.14 Mon

Written by EDGE編集部

Fリーグ

東京23区内・全天候型インドア・高品質床素材。フウガの活動拠点となる「すみだフットサルアリーナ」とは?

フウガドールすみだが運営するフットサルコート「SUMIDA FUTSAL ARENA Powered by FUGADOR SUMIDA」が8月11日(金)、ホームタウンである東京都墨田区にオープンした。諸江剣語が店長を務める同コートは、チームの練習で使用される他、育成組織の活動やスクールだけではなく、民間施設として一般への開放も行っていく。新コートの設立は、どのようにして実現したのか。そして、彼らにとってどのような意味を持つものなのか。念願の“自前コート”はきっと、将来を見据えた彼らのクラブづくりを加速させるだろう。
(取材・文 本田好伸)

Fリーグで三例目となるクラブ自前のコート

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 8月11日(金)、フウガドールすみだがプロデュースするフットサルコート「SUMIDA FUTSAL ARENA Powered by FUGADOR SUMIDA」が、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」より徒歩10分、JR総武線、および東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」より徒歩12分、東京都墨田区の好立地にオープンした。

 縦35m×横19mのサイズを要する床全面に高品質のタラフレックスが敷かれた都市型インドアフットサルコート。天候に左右されない屋内施設であり、競技志向からエンジョイ層まで、幅広いプレーヤーに適応している。

「東京23区内、全天候型インドア、高品質床素材」という、トップ選手のプレーにも対応する三拍子そろったフットサルコートは、都内を見渡しても数えるほどしか存在しない。より優れた環境を持つコート新設へのハードルは高い。須賀雄大監督が「大きな目標だった」と言う施設のオープンは、どのようにして実現したのか。

「ユニフォームスポンサーの鈴木興産株式会社(すみだパークプレイス)の鈴木(明弘)社長が倉庫の建て替えを考えていた際、フットサルコートに興味を持っていた。それで、地元のクラブであるうちとやりたいと言ってくれた」。

 Fリーグ参入を果たした2014シーズンに立ち上がった構想が、4年目にしてようやく実現した。これは、地域に愛されるクラブづくりを考えてきた彼らの活動が、一つの成果にたどり着いたことを意味する。

 すみだの運営法人、株式会社風雅プロモーションが運営する念願の“自前コート”は、Fリーグで三例目となる。シュライカー大阪の運営会社、ハマダ株式会社が所有するマグ・フットサルスタジアムがリーグで唯一の“完全自前コート”。すみだの新コートは、名古屋オーシャンズのメインスポンサーを務める武田テバファーマ株式会社が所有し、クラブが運用する武田テバオーシャンアリーナに次ぐ自前のコートとなる。

 ペスカドーラ町田のフットサルステージ多摩やバサジィ大分の古国府フットサルコート、デウソン神戸のアスコフットサルパークMAYAといった民間施設、バルドラール浦安の浦安市総合体育館、湘南ベルマーレの小田原アリーナといった自治体が管理する公共施設など、毎回固定の場所で練習できる環境を持つFリーグのクラブは多い。すみだもこれまで、公共の墨田区総合体育館をベースに練習を続けてきた。

 彼らが“自前コート”を保有したことは、2つの意味で、クラブにとって価値のあることだと言える。

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