2017.06.16 Fri

Written by EDGE編集部

Fリーグ

【第2節プレビュー 浦安×町田】フットサル界の“伝統の一戦”。町田のスーパーエース・森岡薫が浦安に乗り込む!

写真:本田好伸

髙橋健介監督のもとで、新加入選手とともに飛躍を狙うバルドラール浦安は、“万年下位”のアグレミーナ浜松に、参入6年目で初となる開幕勝利を献上。一方でペスカドーラ町田は、滝田学や森谷優太、篠崎隆樹らをケガで欠きながらも、デウソン神戸を相手に盤石の戦いぶりで勝利した。初戦で対照的な結果を手にした両者は、今節でどんな激闘を繰り広げるのだろうか。
(取材・文 本田好伸)

成熟度が対照的な浦安と町田

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 開幕節で両者の明暗はくっきりと分かれた。0-1でアグレミーナ浜松に屈したバルドラール浦安と、デウソン神戸を相手に4-1で危なげなく勝利したペスカドーラ町田。現時点で町田に分があることは間違いない。

 ただし、ともにフットサル黎明期からしのぎを削り合ってきたこの因縁の戦いは、今後のリーグ戦を占う意味でも大きなポイントとなる可能性がある。なぜなら、両者の成熟度が正反対の状況にあるからだ。

 現時点での浦安の完成度は低い。5月のカップ戦で決勝まで進んだが、「相手に主導権を握られ、こちらはハードワークを武器に、守備からのカウンターで勝ってきた」(高橋監督)。これは、彼らの理想とは程遠い。「攻撃でも守備でも相手に脅威を与えられるように、常に主導権を握る戦いを目指している」。どんな局面でも相手を上回る戦い方を追求しているために、チームの構築には当然、時間を要する。

 開幕節では、既存の主力と、新加入の主力を完全にセットで分けた。すなわち、まだ披露できるレベルにないということであり、まるで付け焼き刃のような戦いを余儀なくされていたということ。だからこそ、浜松を相手にゴールを奪うことができず、キャプテンの星翔太はただ一言、「僕たちの力不足」と完敗宣言をした。

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 しかし、それでもなお、浦安への期待値は高い。彼らが目指す究極のフットサルのキモは、世界最高峰のスペインフットサルで重宝される「個人戦術」だ。この1対1で勝ち続ける技術をベースに、チーム戦術を融合させることこそが、“ハイパフォーマンス集団”を目指す浦安フットサルの真髄だろう。この先、髙橋監督のメソッドが浸透し、選手がピッチで明確に体現できるようになれば、自ずと結果が出るはずである。

 だからこそ対戦相手は、ハードワークを拠り所にする浦安が“弱い”今のうちにたたくことが得策だ。その意味で、町田が誇る、相手に敗北感を植え付ける「個のタレント」という武器は大きな魅力だろう。

 開幕節で2得点を挙げた森岡薫を筆頭に、町田の個人技術とチーム戦術の完成度は高い。森岡が守備の要・滝田学の代わりにフィクソに入る場面も多いが、同じセットの室田祐希もコンディションを上げてきている。さらに、一方のセットには、ブレイク必至の“10番”中井健介と金山友紀という“スピードスター・コンビ”が構え、守護神、ピレス・イゴールからの攻撃的スローを含めて、一撃必殺の高速アタックを備えている。

 未成熟チームと成熟期のチーム──。対照的な両者の戦いが、リーグの明暗を分けていくかもしれない。

 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第2節
6月17日(土)
15:00 ヴォスクオーレ仙台vsデウソン神戸(カメイアリーナ仙台)
6月18日(日)
13:30 シュライカー大阪vs府中アスレティックFC(住吉スポーツセンター)
14:00 エスポラーダ北海道vsバサジィ大分(函館アリーナ)
14:00 名古屋オーシャンズvsアグレミーナ浜松(武田テバオーシャンアリーナ)
16:00 湘南ベルマーレvsフウガドールすみだ(小田原アリーナ)
17:00 バルドラール浦安vsペスカドーラ町田(浦安市総合体育館)★AbemaTV無料ライブ配信

 

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次節はバルドラール浦安vsペスカドーラ町田 を18日(日)に無料生中継!
6月18日(日)午後4時45分~ <視聴&通知予約>

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