2017.04.11 Tue

Written by EDGE編集部

Fリーグ

フウガドールすみだの「一体感」は、いかにして生み出されるのか。【須賀雄大×清水利生セミナーレポート】

写真:福田悠

4月8日(土)、アスリートやビジネスマンなど様々な人々を対象にメンタルサポートやメンタルトレーニングを提案する(株)リコレクトが「日本一獲得監督&プロチーム担当メンタルトレーナーに聞く!勝てる組織を作るチームマネジメント」と題したセミナーを開催した。フウガドールすみだの最大の強みである「チームの一体感」は、いかにして生み出されているのか。須賀雄大監督と、リコレクト所属ですみだのメンタルトレーナーでもある清水利生氏が、強固な組織力を生み出すためのマネジメント術を話してくれた。
(取材・文 福田 悠)

チームの中での自分の役割を客観的に理解させることが重要

 これまでにも「トップアスリートのメンタルコントロール術」についてのセミナーを開催してきたリコレクトだが、チームビルディングをテーマとしたのは今回が初めて。かつて関東リーグ所属時代にチームを日本一に導き、その後、度重なる主力の引き抜きにあいながらも、その度、強固な組織を再構築してきた須賀監督と、すみだのメンタルトレーナーを務める清水氏の話を聞こうと、会場には多くの受講者が詰め掛けた。

 清水氏はフットサル以外にも、他競技のオリンピック出場選手など多くのトップアスリートのメンタルサポートを行っている。そんな清水氏から見ても「すみだはメンタル面で非常に優れている」と感じるという。

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 セミナーでは、須賀監督が日頃どのようにして選手たちとコミュニケーションを取っているのか、試合中のベンチで具体的にどのような会話がなされているのか、清水氏がどんなことに気を配りながら選手をサポートしているのかなど、一体感のある組織を作るための様々なノウハウが披露された。

 清水氏から見て、「須賀監督の言葉はフットサルだけに特化したものではなく、様々な場面で応用が利く組織論が多い」と感じるようで、それこそが今回のセミナーを開催した理由だ。

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 今回のセミナーはフウガドールすみだのHPなどでは告知されておらず、メンタルマネジメントを学びたい人たちを対象に、リコレクトでのみ告知・集客がなされた。当然、受講者は必ずしもフットサルファンというわけではなく、メンタルアドバイザーの資格取得を目指しリコレクトの講座に通っている人や、仕事の中で発生する部下のモチベーション管理術を学びに来た人など、その目的は様々だ。フットサルの公式戦を一度も観たことがないという人も多かったが、「チーム(組織)の中での自分の役割を客観的に理解させることの重要性」など、様々な場面で応用できる理論の数々はどの受講者にとっても参考になったはずだ。

 地域リーグ時代から格上のチームと名勝負を演じてきたフウガドールすみだ。彼らが磨き上げる「一体感」は、単なる勢いの良さだけで作られたものではない。緻密なモチベーション管理や、きめ細やかなコミュニケーションの積み重ねなど、須賀監督の地道な取り組みの成果と言えるだろう。

 

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