2016.10.10 Mon

Written by EDGE編集部

Fリーグ

史上初のオールスターは最高の結末。Fリーグの魅力を再確認する“真剣勝負の祭典”に

写真:本田好伸

Fリーグ10周年を記念して「Fリーグ10周年記念 オールスターゲーム supported by DUARIG」が10月8日、ゼビオアリーナ仙台で開催された。ファン・サポーター投票で選ばれた24名の選手が「F-EAST」、「F-WEST」に分かれた試合は、普段では見られないセットにも関わらず、息の合った連係を見せ、守備でも簡単にはゴールを許さない、ハイレベルなプレーが続く真剣勝負。そして残り31秒から3点が生まれる、フットサルの醍醐味に詰まったゲームは4-4で40分の戦いを終え、PK戦の末にF-EASTが勝利。ただ、勝敗を超え、選手、チームの枠さえも超えてリスペクトに溢れたゲームは、これぞ「Fリーグのオールスター」と言うべき、“真剣勝負の祭典”となった。
(文・本田好伸)

最高のゲームとなった初のオールスター

 Fリーグ10周年を記念して「Fリーグ10周年記念 オールスターゲーム supported by DUARIG」が10月8日、ゼビオアリーナ仙台で開催された。ファン・サポーター投票で選ばれた24名の選手が「F-EAST」、「F-WEST」に分かれた試合は、普段では見られないセットにも関わらず、息の合った連係を見せ、守備でも簡単にはゴールを許さない、ハイレベルなプレーが続く真剣勝負となった。

 前半を0-0で折り返した試合は後半、水上玄太のゴールでF-EASTが先制するも、F-WESTもシンビーニャのゴールですぐさま追い付く。さらに31分にボラが決めてF-EASTが勝ち越すが、34分にヴィニシウスが強烈なミドルシュートを突き刺し再び同点に。シーソーゲームは37分、原田浩平が決めてF-WESTがこの試合で初めて勝ち越しに成功したが、ドラマは残り1分を切ったところに待ち受けていた。

 F-EASTは藤原潤による、リーグ戦ではまずお目に掛かれないパワープレーで同点を狙うと、残り31秒、西谷良介が中央からゴールを突き刺した。前節の小田原セントラルの名古屋戦を彷彿させる劇的な展開に沸くベンチと会場。しかしドラマチックな展開はまだ先にあった。残り21秒、右サイドから中に切れ込んだヴィニシウスがネットを揺らしてF-WESTが逆転すると、残り5秒、藤原からのロングスローにボラがダイレクトで合わせると、GKがこぼしたボールをボラが自ら押し込み、試合は4度、タイスコアとなり、劇的なタイムアップとなった。

 そして勝敗はPK戦に委ねられると、この最高のゲームを戦った選手たちは一列に並んで肩を組み、選手が決める度に、両チームの選手が祝福した。3人勝負のPKは3人全員が決め、迎えたサドンデスの一人目、先行のF-WESTの安藤良平のシュートを藤原がストップ。そして後攻の稲葉洸太郎のシュートがネットに突き刺さると、瞬間、選手たちは全員、シュートストップを見せた藤原のもとへと駆け寄った。

 F-EASTの初制覇で幕を閉じた、初のオールスター。ただ、勝敗を超え、選手、チームの枠さえも超えてリスペクトに溢れたゲームは最高潮のボルテージに達し、会場で目の当たりにしたすべての人が、“真剣勝負の祭典”の興奮を味わった。

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 なお、ピッチではその後、表彰セレモニーが行われた。受賞者は以下の通り。

●グッドコーチング賞
岡山孝介監督、須賀雄大コーチ(F-EAST)
●プレーヤーオブDECADE ※リーグ開幕から10年間プレーを続けている選手を表彰
水上玄太、狩野新、稲葉洸太郎、甲斐修侍、滝田学(以上、F-EAST)、久光重貴、原田浩平、仁部屋和弘(以上、F-WEST)
●エンターテイニング賞
ヴィニシウス(F-WEST)
●DJ JUMBO賞
原田浩平(F-WEST)
●ゴールデングローブ賞
上原拓也(F-WEST)
●ゴールデンブーツ賞
西谷良介(F-EAST)
●オールスターMVP
ボラ(F-EAST)

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